国産時計メーカーといえばまず、セイコー、シチズン、カシオ、オリエントスターの4ブランドが頭に浮かぶ人が多いだろう。しかし現在この国には、上記のブランド以外にも多くの時計メーカーが存在していることはご存知だろうか。
今回は、そんな気鋭のジャパンブランドの時計にフォーカスしていきたい。なかでも、40mm径以下かつオフィスカジュアルなどのシーンでも使用できるデザインでありながら、3万円台以下の高品質な時計を編集部目線で3本選定した。
どれもコストパフォーマンスに優れた時計であるため、時計の新調を検討している人は参考にしてほしい。
カル・レイモン
クラシック シンプリシティー2
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■SS(38mm径)。5気圧防水。クォーツ(Cal.6P24)。3万3550円
時刻表示とムーンフェイズ、二つの機能をクローズアップしたシンプリシティーをベースにしつつ、よりクラシックで簡潔なデザインを目指して開発された第3弾コレクション。文字盤、針、インデックスなど、パーツのデザインがシンプルになったことで質感が損なわれないように、デザインバランスやパーツの仕上げには前作シンプリシティー以上のこだわりが盛り込まれている。
【問い合わせ先】
カル・レイモン(info@karlleimonwatches.com)
クオ
オールド スミス 90-002
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■SS(35mm径)。日常生活防水。自動巻き(Cal.NH35A)。2万3800円
アンティークの軍用時計をモチーフにしたセカンドコレクション。35mmの小振りなケースに鏡面仕上げを採用することで無骨さのなかに上品さをプラス。幅広いスタイルで使用できる。アイボリー、ブラック、ダークネイビー、ディープグリーンの全4色をラインナップされているので、好みに応じて選択できるのもユーザーにとってうれしいポイントだろう。
【問い合わせ先】
クオ グローバル
info@kuoe-jp.com
ルノータス
クラシックオートマチック
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■SS(40mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.MIYOTA 821A)。3万6450円
時計のOEM製造なども担う金属加工メーカーが立ち上げたカスタムオーダーウオッチブランド。近年は90 4Lスチールを採用し、低価格を実現したA904などでも話題。本モデルは使用する素材にもこだわった機械式のベーシックモデル。ETA社製ムーヴメントへのカスタマイズもできる。
【問い合わせ先】
ルノータス TEL.0743-83-0477
文・川田健人(編集部)/提供元・Watch LIFE NEWS
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