近年、クルマの電子制御デバイスは本当に素晴らしい進歩を遂げています。センサーやカメラを使ったエマージェンシーブレーキなど安全装置の分野でも導入されています。勿論、走りの分野では「ローンチコントロール」もあるわけです。
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【動画】ローンチコントロールを使ったR35GT-Rの加速!!
ローンチコントロールの必要性
ローンチコントロール設定時間も含めたバトル!!
F1等で禁止だったローンチコントロール…
ハンドルを握るのは…
【動画】ローンチコントロールを使ったR35GT-Rの加速!!
ローンチコントロールの必要性
エンジン・トランスミッションの性能向上で、大パワー・トルクを誇るクルマが増えてきました。日本においても280馬力までといった自主規制を撤廃したモデルが現れて久しいといえます。
こうした大パワーでも扱うのは人間です。しかし残念ながらすべてのドライバーがその出力を制御できるスキルを持っているわけではありません。そこで必要になってくるのが、電子制御デバイスによる「調教」といえるでしょう。ローンチコントロールもそうした装備の一つです。
時速0キロ~の発進時、非常に大きな負担がクルマにかかります。エンジン、タイヤ、ミッション、クラッチ…。かつてのマニュアル車であれば、ドライバーのスキルが非常に問われる瞬間でした。実際、F1やレースシーンでもスタートで失敗する一流ドライバーを多々見てきた事と思います。適切な回転数、クラッチミートのタイミング、そのすべてがベストでなければ良いスタートはきれないといえますよね。
これを、機械が最適化して私達の代わりにやってくれるわけです。ましてや現在はDCTといったセミオートマが発達しています。それ故に、どんなドライバーでも、ただアクセルを全開にすればカタログ数値に近い0-100加速等を体験できる、というわけです。当然、スキル不足のドライバーがマニュアル操作をするよりも「遥かに安全で速い」と言えますよね。
また、スポーツカーに搭載されているローンチコントロールは、当然スポーツ走行用のデバイスです。公道で使うべき機能でないため、「設定する」必要があります。車種によってこの設定方法は様々です。