
「アウェイ戦ゴール数」を塗り替える可能性
圧倒的な得点力がリバプールの魅力の1つであるが、リーグ戦におけるシーズン中のアウェイ戦での通算ゴール数を塗り替える可能性が浮上している。残り2試合のアウェイ戦で8ゴール決めることができれば、2013/14シーズンに記録した48ゴールを超えることになる。
そんな記録達成がかかったアウェイ戦残り2試合は、対アストン・ビラ(5月11日)と対サウサンプトン(18日)。どちらも簡単にはゴールを許さない相手だ。

DFアーノルドに「アシスト新記録」の可能性
リバプールの非常に重要な攻撃の一手であるDFトレント・アレクサンダー=アーノルドにも、とんでもない記録を達成するチャンスが残されている。
2006/07シーズン以来、欧州5大リーグのディフェンダーの選手で16アシスト以上記録した選手はいない中、アーノルドは現在12アシストを記録しており、残りリーグ戦3試合で5アシストをマークできれば新記録を更新することができる。非常に精度の高いクロスからこれまで多くのゴールをお膳立てしているアーノルドに、チームは応えることができるだろうか。

MFチアゴの「CL制覇記録」の可能性
過去5シーズンで3度目のCL決勝に進出したリバプール。そんなリバプールの中盤を支えるMFチアゴ・アルカンタラにも興味深い記録を打ち立てる可能性が秘められている。
もしリバプールが2021/22シーズンCLを制覇することになれば、チアゴは3つの異なるクラブでCL優勝を経験した貴重な選手になるのだ。これまでバルセロナとバイエルン・ミュンヘンでCL制覇を経験しており、3クラブ目の制覇となればクラレンス・セードルフ(アヤックス、レアル・マドリード、ミランでCL制覇、2014年現役引退)以来の記録となる。5月29日のCL決勝はリバプールの選手たちにとっても様々な意味合いを持つことになるだろう。
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