
タイ・リーグ1(タイ1部)のBGパトゥム・ユナイテッドに所属するタイ代表MFパタムポール・チャロエンラタナピロム(28)にJリーグ移籍の可能性があるようだ。8日、タイメディア『サイアム・スポーツ』が伝えている。
身長173cmで左利きの同選手は、ムアントン・ユナイテッドをはじめタイ国内の複数クラブに在籍。2020年12月にからポリス・テロFCからBGパトゥム・ユナイテッドへ完全移籍している。BGパトゥム・ユナイテッド加入直後はベンチ要員だったものの、2020/21シーズン終盤に5ゴールをあげるなど本来のパフォーマンスを発揮している。
そして今季はリーグ戦30試合中20試合に先発出場したほか、AFCチャンピオンズリーグ東地区グループステージでは6試合中5試合に先発出場して2ゴール3アシストをマーク。今年1月に手倉森誠氏が監督に就任して以降は、主に右サイドで起用されている。
『サイアム・スポーツ』の報道によると、チャロエンラタナピロムの代理人にJリーグの複数クラブから連絡があったとのこと。『サイアム・スポーツ』は具体的なクラブ名やクラブ間交渉の有無などについて触れていないものの、「Jリーグの舞台でプレーするために移籍の準備をしている」と伝えている。
なお、チャロエンラタナピロムは昨年6月のFIFAワールドカップ・カタール大会アジア2次予選のインドネシア戦でタイ代表デビュー。昨年12月開催のAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)でも8試合中4試合でピッチに立っている。
BGパトゥム・ユナイテッド現監督の手倉森誠氏が、かつてV・ファーレン長崎やベガルタ仙台を率いていただけに、明治安田生命J2リーグの両クラブがチャロエンラタナピロムの獲得に乗り出しているかどうか気になるところだ。
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