2019年頃から腕時計のトレンドとして数を増やしているグリーンカラー。このトレンドは22年も継続しているようで、多くのメジャーブランドからグリーンカラーを採用した新作が発表されている。そこで今回は、グリーンカラーを採用する新作ウオッチのなかから、編集部がおすすめする4モデルを紹介しよう。
オメガ
スピードマスター ムーンウォッチ ムーンシャインゴールド
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■Ref.310.60.42.50.10.001。ムーンシャインゴールド(42mm径)。5気圧防水。手巻き(Cal.3861)。443万3000円
2019年にオメガが独自開発したムーンシャインゴールドの外装を与えられたスピードマスター プロフェッショナルのニューモデル。この素材は、ダークブルーの空に輝く月の光からインスピレーションを得ており、従来の18金イエローゴールドよりも淡い特徴的な色合いと、色や輝きの経年変化に強いという特徴をもつ。サンブラッシュ仕上げのグリーンPVD文字盤とのコンビネーションによって、精悍でありながらも上品な表情が魅力となっている。
【問い合わせ先】オメガお客様センター TEL.03-5952-4400
パネライ
サブマーシブル クアランタ クアトロ eスティール
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■Ref.PAM01287。eスティール(サテン仕上げ、44mm径)。30気圧防水。自動巻き(Cal.P.900/3日間パワーリザーブ)。ラバー、ファブリックベルトの2本付属。134万2000円。(パネライ ブティックおよびpanerai.comのみの限定販売)
近年、サステナブルな取り組みをいっそう強化しているパネライ。その取り組みのひとつがリサイクル素材の活用だ。ケースに用いられているeスティールは新しいリサイクルベースのスチール合金でありながら、化学的性質を含め、物理的構造、耐食性など、従来のスチールと同じ金属特性を備えた画期的な素材で、本作は時計の総重量の52%に相当する72gがリサイクル素材で構成されている。深みのあるグリーン文字盤に組み合わされるのは、 グリーンのリサイクルPET製ファブリックベルト(リサイクルラバー製ストラップも付属)で、環境保全に対する意識を高めてくれる仕上がりだ。
【問い合わせ先】オフィチーネ パネライ TEL.0120-18-7110