
カリム・アデイェミ(ドイツ)
圧倒的なスピードと突破力を武器に、オーストリアのレッドブル・ザルツブルクで活躍するFWカリム・アデイェミ(20)。過去にはバルセロナやアーセナル、リバプールなどのビッグクラブからも注目されたドイツの新星であり、カタールW杯の新しいスター候補の1人だ。
ドイツは前回ロシア大会(2018)時に、ブラジル大会(2014)の王者として出場するも、結果はまさかのグループリーグ敗退。ブラジルに次ぐ2位となる4度のW杯優勝回数を誇る国だけに、2大会連続で不本意な結果は許されない。
アデイェミは代表での出場機会はまだ少ないものの、今欧州予選でもゴールを決めるなど、役割は果たしてきている。本大会ではそのスピードや突破力でドイツに勢いを持たせるのか、注目だ。

ロドリゴ・ゴエス(ブラジル)
「ニュー・ネイマール」と称され、選手層の厚いブラジル代表の中で虎視眈々とカタールW杯本大会メンバーを狙うFWロドリゴ・ゴエス(21)。所属するレアル・マドリードでは、名門クラブでは当たり前の熾烈なポジション争いの中でも出場機会を確保できている。
今南米予選では最終盤に招集されるようになると、パラグアイ戦(2022年2月2日)でゴールも記録するなど猛アピール。しかし、FWガブリエル・ジェズスやFWマテウス・クーニャら前線に豊富なタレントを擁するブラジルだけに、本大会メンバーとして選出されるかどうかは約束されてはいない。
それでも、的確なコース取りから成り立つドリブル突破に代表されるように、ロドリゴの若いながらもの判断力の高さと精度は十分な武器になる。スター選手たちを押しのけ、カタールW杯の舞台で輝くことができるか、ブラジルのメンバー選考から目が離せない。

ヌーノ・メンデス(ポルトガル)
今2021/22シーズンより、パリ・サンジェルマンへレンタル移籍し活躍しているポルトガル代表DFヌーノ・メンデス(19)。攻撃守備共すでに高いレベルにあり、移籍前にはレアル・マドリードやマンチェスター・シティなど錚々る名門クラブが注目していたことからも、将来性の高さがわかる。
まだ10代の選手でありながら、代表としても今欧州予選で多くの試合に招集され確実に出場機会をつかんでいたメンデス。欧州の強豪国とはいえ、ポルトガルは今予選、プレーオフまでもつれ込みながらも本大会出場を獲得した。
メンデスにとっても、W杯という舞台が必ずしも約束されたものではないことが嫌という程わかった予選だっただろう。それだけに、一層意気の上がったポルトガルの一員として、どんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。
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