鹿島がブラジル人FWヴィニシウス獲得に失敗!?今夏フリー退団の可能性も…
(画像=鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のゴイアスに所属するブラジル人FWヴィニシウス(28)の獲得に失敗していたかもしれない。6日、ブラジルメディア『Esporte Goiano』が報じている。

 同選手はパルメイラスやセアラーSC、コリチーバなどブラジル国内の複数クラブを渡り歩くと、昨季はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で8ゴール11アシストをマーク。シーズン終了後にナウチコを退団してECバイーアへ加入していたが、加入から1カ月足らずでゴイアスへレンタル移籍していた。

 そんなヴィニシウスは今季のカンピオナート・ゴイアーノ(ゴイアス州選手権)で12試合中10試合に先発出場して3ゴール7アシストをマーク。序盤から好調ぶりをアピールしていたものの、先月20日のコパ・ド・ブラジル(ブラジル国内カップ戦)のレッドブル・ブラガンチーノ戦で負傷退場していた。

 その中、『Esporte Goiano』は「ヴィニシウスのもとには最近、鹿島アントラーズからオファーが届いていた。以前の契約解除条項に基づいてシーズンなかばにフリーで退団する可能性もあった」と報道。鹿島アントラーズが前線の補強に乗り出していたと主張している。

 ただ『グローボ』などブラジル国内の複数メディアは、ゴイアスはヴィニシウスの完全獲得でECバイーアと合意に達したと報道。同選手が今月6日の記者会見でクラブと2025年12月までの新契約を締結したことを明かしている。

 なお、鹿島アントラーズはFW鈴木優磨(26)が今季ここまでリーグ戦全試合先発出場で4ゴールと好調を維持。日本代表FW上田綺世(23)もすでに7ゴールをマークしている一方、ブラジル人FWエヴェラウド(30)は内転筋関連そけい部痛により3月下旬にブラジルに帰国している。

提供元・Football Tribe Japan

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