目次
■使い込むほどに味のある風合いに変化。デニムを「育てる愉しみ」が味わえる
■どのバッグもスタイリッシュで機能的
■どんなコーデにも合わせられて、使い勝手抜群!
メンズバッグブランドの「ARUMO(アルモ)」が展開する、人気のセルビッチデニムバッグコレクションに、新タイプのサコッシュ・ショルダー・トートが登場した。
価格は、サコッシュ15,400円、ショルダー15,950円、トートバッグ31,350円。「高くない?」と思うかもしれないが、このシリーズは、一人の職人が、裁断から仕上げまで一貫して製作した、完全なる“一点物”。その優れたデザイン性と、クオリティの高さを考えると、むしろ安いとすら感じる。
最新情報の中から「男の隠れ家デジタル」編集部がピックアップした、ARUMOのセルビッチデニムバッグの魅力を紹介しよう。
■使い込むほどに味のある風合いに変化。デニムを「育てる愉しみ」が味わえる
セルビッチデニムは、旧式の織機を使って織り上げたデニム生地で、両端の部分に「赤耳」と呼ばれる、ほつれ止めの赤いラインが施されているのが特徴だ。
糸の織り方が不均一なために生地の表面がデコボコしていて、使い込むと独特の色落ちや「アタリ」が現れてくる。ビンテージジーンズを思わせるような、絶妙な風合いが味わえるのが魅力だ。また、デニム生地特有のゴワゴワ感がなく、ふっくらとした質感が楽しめるのもポイント。
ただ、生地の製造には、通常の5倍以上の時間がかかる上、旧式の織機を扱うには、高度で繊細な技術が必要とのこと。生産効率が悪く、大量生産できないとなれば、他のデニムより高値で取引されているのも納得といえる。
■どのバッグもスタイリッシュで機能的
ショルダーバッグとサコッシュのストラップの裏側には、セルビッチデニムの「赤耳」部分の生地を配置。ストラップの赤いラインがさりげないアクセントになっていて、大人男性が求める「落ち着き」と「清廉さ」のある着こなしが叶う。
トートバッグは、内側にストラップが付いていて、形を変えることが可能だ。荷物の量に合わせて、サイズ幅を調節できるのはかなり便利。
ちなみに、いずれのバッグも、隠しワッペン“あり”と“なし”の2つのデザインが用意されている。使い込むと、だんだんとワッペンの形が浮き出てくるらしい。筆者としては、ビンテージ感をより楽しむために、隠しワッペンがあるタイプをおすすめしたい。