思ったことをそのまま口にすることは、どなたであってもお止めになった方がいいだろう。
フアンの方は、よく言った、正直でいい、などと仰るかも知れないが、瞬間湯沸かし器みたいで理知的な雰囲気がまったく感じられないのが残念だ。
正調を維持することは難しいのかも知れないが、党を代表する主要役員の一人である、という現在のポジションをくれぐれも大事にされることである。
どんな場合も、喧嘩腰はよくない。
べらんめー調も感心しない。
まあ、参議院選挙には何の影響もないだろうが、ご本人にプラスになることは決してないだろう。
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入国禁止者リストからロシアの諜報能力の程度が窺えるのかも知れない
ロシアとしては相当濃密な情報収集をして今回の入国禁止者63名のリストを作成したのだろうが、何でこの人が、と思うような人もリストには含まれているようで、ロシアはどうも巷間言われているような諜報活動に長けている国などではなさそうだ。
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一応各分野ごとに入国禁止者を洗い出しているようだが、特別の制裁効果はなさそうだ。
ロシアに資産なり人脈がある人に対して入国禁止措置を講じるのであればそれなりに制裁効果はあるだろうが、今回の入国禁止者リストの公表は反ロシアの感情を惹起するだけで、まずロシアにとっては何のプラスにもならない。
ふーん、ロシアも大分焼きが回ってきているのかな。
率直な感想である。
文・早川 忠孝
編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2022年5月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」をご覧ください。
文・早川 忠孝/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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