セブン-イレブン・ジャパンは、カウンター商材の「お店で揚げたカレーパン」を全国拡大する。
同商品は、21年6月末から東京・神奈川・東海地方の一部エリアで販売開始され、取扱店舗数は、4月26日に千葉県・埼玉県の全店舗が加わり4月時点で1万1000店舗へ拡大。5月以降、全国展開に向けてエリアをさらに広げていく。
これまでの販売状況について、4月28日、商品政策説明会で発表した青山誠一取締役執行役員商品本部長兼物流管理本部長兼QC室管掌は「デリバリー需要が高くて多くのお客様が利用されている中、やはりセブン-イレブンとしてもできるかぎりつくりたての商品をお客様に提供できないかということで始めたが、予想以上に好調で供給体制が追いつかないこともあった」と振り返る。
直近の4月27日の販売総数量は33万個。「単純に割り算すると1店舗あたり1日30個。導入開始した千葉県・埼玉県で販売初日100個を超えるところからスタートできた」と説明する。
同商品は、玉ねぎを飴色まで炒め、ルゥが味の決め手のカレーパンで、ルゥは2時間以上煮込み、さらにこだわりのスパイスを加えて煮込んだものとなる。デイリー工場の知見を生かして開発された。
提供元・食品新聞
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