
かつて明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎を昨季限りで退団したブラジル人MFルアン(31)は、わずか3カ月でカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のゴイアスを退団した。5日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
同選手は昨年12月にV・ファーレン長崎を退団すると、ウルグアイ1部の強豪ナシオナルをはじめ複数クラブと交渉が破談。新天地探しが難航していたが、今年2月にゴイアスと1年契約を結んでいた。しかし、今季はここまで公式戦12試合中わずか3試合の先発出場にとどまり、無得点と本来のパフォーマンスを発揮できていなかった。
『グローボ』の報道によると、ルアンは「家族の問題」をクラブ幹部に訴えて契約解除の申し入れを行ったとのこと。今月2日以降はトレーニングに姿を見せていなかったが、5日になってクラブが同選手の退団を公式発表している。
また、ブラジルメディア『Esporte Goiano』は「ルアンは8月の移籍ウィンドウまでブラジル国内でプレーできない」と伝えている。
なお、ルアンは2019年12月にアトレチコ・ミネイロからV・ファーレン長崎へ完全移籍。2020シーズンはリーグ戦31試合に出場し6ゴールをあげるなど、手倉森誠元監督のもとでレギュラーに定着していた。しかし、昨年5月の松田浩監督就任以降は出場機会が激減。リーグ戦2試合での出場にとどまると、2021シーズン限りでV・ファーレン長崎を退団していた。
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