
フェイエノールト所属のオランダ人FWブライアン・リンセン(31)は明治安田生命J1リーグの浦和レッズ移籍が噂される中、プロキャリア初のタイトル獲得まであと一歩に迫っている。
フェイエノールトはUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)準々決勝でSKスラヴィア・プラハを相手に1勝1分、2試合合計6-4として準決勝へ進出。先月28日開催の準決勝1stレグ・オリンピック・マルセイユ戦ではホームで3-2と勝利。この一戦でリンセンは後半途中からピッチに立っていた。
そして今月5日に敵地で迎えた2ndレグでは、マルセイユの猛攻に遭いながら0-0のドローで終えていた。リンセンはこの試合でも後半途中から出場してUECL決勝進出に貢献。その決勝ではジョゼ・モウリーニョ監督率いるローマと対戦する。
フェイエノールトはエールディビジ(オランダ1部)で2016/17シーズンを最後にタイトルから遠ざかっているほか、欧州カップ戦では2001/02シーズンのUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)で優勝して以来、タイトルとは無縁に。公式戦直近3試合でベンチスタートとなっているリンセンが今月25日の大舞台でゴールを決めるか注目が集まる。
なおリンセンの去就については、オランダ紙『AD』が先月末に「浦和レッズが彼に関心を寄せている。フェイエノールトとの契約は2023年6月まで残っているが、日本のクラブは移籍金の支払いを望んでいる」と報道。
オランダメディア『FC UPDATE』は「リンセンは再び海外でサッカーをしたいことを公言しており、日本への移籍に前向きであるとみられる。フェイエノールトからは日本のクラブと話し合いをする許可を得ている」と伝えている。
【関連記事】
・欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
・超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
・ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
・【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
・【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?