20万円前後のミドルレンジの本格時計で、最もラインナップが豊富なのが時刻表示以外の機能を有していない定番の3針モデル。そのシンプルな構造から製造がしやすいこともあり、20万円台までの購入予算であれば、ビジネスシーンでも着けられるドレス系のスタンダードモデルから、アクティブなシーンでも着けられるタフさを備えたスポーツ系のモデルまで、豊富なラインナップから好みのモデルを選ぶことができる。
オンオフ問わずに着けられる汎用性の高さで選ぶならばドレス系のスタンダードモデルがおすすめなのだが、外で遊ぶ機会が増える夏にどうしても気になってくるのが、スポーツモデルだろう。
そこで、今回は少しがんばれば手が届く20万円台までの本格機械式時計のなかから、今夏に着けたいおすすめの3針スポーツモデルをセレクトしてみた。オフスタイルにマッチするスポーティなデザインに加えて、日常生活でガンガン使える機能性を両立しているのが魅力となっているため、デイリーユースの実用モデルとしてぜひチェックしておきたい。
【3針スポーツウオッチ_01】
BAUME&MERCIER(ボーム&メルシエ)
リビエラ
1973年に発売されたアイコンウオッチ、リビエラの第5世代モデル。初代から12角形ベゼルを受け継ぎつつ、山、海、水しぶきをイメージした独特の装飾を施した文字盤や42mmケースによりモダンな進化を遂げている。
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■Ref.10618。SS(42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.SW200)。29万7000円
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サイズ42mm、厚さ10.66mmのケースが程よく存在感を主張。ヘアライン仕上げで金属の質感を際立たせた12角ベゼルが、ほかにはない個性を加えている。
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Ref.MOA10619。SS(42mm径)。10気圧防水。自動巻き(Cal.SW200)。29万7000円
【問い合わせ先】
ボーム&メルシエ
TEL.0120-98-8000
【3針スポーツウオッチ_02】
BALL WATCH(ボールウォッチ)
エンジニアⅢ マーベライト クロノメーター
クロノメーター仕様のムーヴメント、最高級の904L ステレススチールに加え、ミューメタル製インナーケースを内蔵することで8万A/mの耐磁性能と、5000Gsの耐衝撃性も保持する実用時計の秀作。
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■Ref.NM9026C-S6CJ-BK。SS(40mm径)。100m防水。自動巻き(自社製Cal.RR1103-C)。25万3000円
【問い合わせ先】
ボール ウォッチ・ジャパン
TEL.03-3221-7807