過ごしやすい気候と自然の美しさに魅了された畑中夫婦。島の魅力を発信し続けている。

■ワタリドリ旅人のために長期滞在の「巣」を提供

・「旅」をもっと身近にするためのプロジェクトをスタート | 畑中紫臣さん(40歳)

平成29年(2017)、大阪に住んでいた畑中さん夫婦は幼い息子を連れて世界一周の旅に出た。目的は海外移住。訪れた地では地元に溶け込むスタイルで「生活をする」ように1週間以上滞在。半年後に帰国して移住先に選んだのは、瀬戸内海にある生口島だった。

世界中を旅して行き着いた先が「ここ」だった(広島県生口島)|瀬戸内移住で見つけた充実の島ライフ
(画像=地元の人たちと交流ができるよう定期イベントを開催。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
世界中を旅して行き着いた先が「ここ」だった(広島県生口島)|瀬戸内移住で見つけた充実の島ライフ
(画像=しまなみ海道を夫婦でサイクリング。島暮らしを満喫している。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

「世界中を旅してみて、気候、食材、自然、人、あらゆる面で生口島は僕たちにとって魅力的でした」

“生活するように旅をする”人たちを、畑中さんは「ワタリドリ」に例え、この島でその拠点をつくるプロジェクトをスタート。自分たちの人生が変わるきっかけになった「旅」がもっと身近になってほしいと、2019年に長期滞在が可能な「島宿NEST(鳥の巣)」をオープンした。現在は、世界で一番気に入った生口島の魅力を発信する活動を行っている。

世界中を旅して行き着いた先が「ここ」だった(広島県生口島)|瀬戸内移住で見つけた充実の島ライフ
(画像=長期滞在できる宿には、地元の食とこだわりの酒が楽しめる「島ラウンジNEST」が併設されている。、『男の隠れ家デジタル』より引用)
世界中を旅して行き着いた先が「ここ」だった(広島県生口島)|瀬戸内移住で見つけた充実の島ライフ
(画像=ローカル情報をブログやSNSで発信している。、『男の隠れ家デジタル』より引用)

島宿NEST / GUESTHOUSE

世界中を旅して行き着いた先が「ここ」だった(広島県生口島)|瀬戸内移住で見つけた充実の島ライフ
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

島宿NESTは古い旅館を改装したゲストハウスで、世界中からの宿泊客を迎えている。地元の食とこだわりのお酒が楽しめる施設も併設。

広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田134
部屋タイプ:個室のみ(全4部屋)
料金:1名1泊4000円~
最大人数:2~4名(部屋タイプによる)

写真・畑中紫臣/提供元・男の隠れ家デジタル

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