シンプルゆえに動いた?ロータリーエンジン…

海外ではS30型フェアレディZとともに、「プアマンズ・ポルシェ」とも呼ばれ、人気のあるRX-7。海外のマニアにとっては「なんとかして入手したい一台」となっているのでしょう。

16年間も不動の状態で放置していたエンジンが、整備をほぼせずに動いたというのは凄いことではあります。これはロータリーエンジンの利点の一つ、「シンプルな構造」の賜物だったのかもしれません。

部品点数がレシプロエンジンと比較してかなり少ない構造だけに、稼働しやすかったというのは間違いなくいえるでしょう。

とはいえ、オイル交換もせずに、まして古いガソリンのまま動かすのはかえってエンジンにダメージを与えることになります。仮にこうした不動車があり、エンジンが掛かったとしても、いきなり公道に出るのは、せっかくのお宝を壊すことになりかねませんので、絶対に真似しない方がよいでしょう。

ロータリーはオーバーホールしやすい構造ともいえるので、この動画に登場したRX-7が見事復帰して元気に走っていたら嬉しいですよね。

しかしエンジン以上に腐食の進んだボディの修復のほうがコストもかかりますし、厄介かもしれません…。

提供元・CarMe

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