
明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は、タイ・リーグ1(タイ1部)のブリーラム・ユナイテッドからタイ代表MFスパチョーク・サラチャット(23)を獲得するようだ。5日、タイ紙『タイラット』が伝えている。
北海道コンサドーレ札幌は今年1月にタイ代表MFチャナティップ・ソングラシン(28)を川崎フロンターレへ完全移籍により放出。チャナティップにかわる即戦力として、2021シーズン限りで名古屋グランパスを退団したブラジル人MFガブリエル・シャビエル(28)を獲得している。
ただ東南アジアのマーケティング戦略を継続するために、今季中に東南アジア出身の選手を獲得する可能性が伝えられていたほか、タイ国内では今年1月の時点でスパチョークが北海道コンサドーレ札幌の新戦力候補に挙がっていた。
そのスパチョークはブリーラム・ユナイテッドの下部組織出身。今季はトップ下や右サイドなど前線の複数ポジションを任せられる中、リーグ戦30試合中25試合に先発出場して5ゴール5アシストをマーク。攻撃陣の中心選手としてブリーラム・ユナイテッドのリーグ優勝に大きく貢献してシーズンを終えている。
また、タイ代表ではここまで18試合に出場。FIFAワールドカップ・カタール大会アジア2次予選全試合でピッチに立っていた。さらに昨年12月開催のAFFスズキカップ(東南アジアサッカー選手権)では6試合の出場で3ゴール3アシストをあげてタイ代表の優勝に貢献。タイ国内屈指のスター選手として注目を集めている。
『タイラット』をはじめタイ国内の複数メディアは、北海道コンサドーレ札幌がスパチョークを今年12月までのレンタルにより獲得することでブリーラム・ユナイテッドと概ね合意に達したと一斉に報じている。
さらに『タイラット』は両クラブの今後の予定について「スパチョークは北海道コンサドーレ札幌と契約を結ぶために、スケジュールを開けた。北海道コンサドーレ札幌の会長が今月中旬にもタイに入国し、正式に契約を結ぶことになる。何事もなければJリーグ移籍は確実だ」と報道。北海道コンサドーレ札幌のスパチョーク獲得が秒読み段階であると主張している。
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