
かつてセレッソ大阪や横浜FC、京都サンガでプレーしていたブラジル人FWカイオ(34)が現役引退を決断したようだ。4日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
同選手は2007年にブラジル国内でプロデビューしたものの出場機会に恵まれず、2008年7月にセレッソ大阪へレンタル移籍。セレッソ大阪では2009シーズンにJ2リーグで2桁得点をあげていた。そして2010年6月には横浜FCへ移籍し、およそ3年間にわたり活躍。2013シーズン途中にUAEのアル・ワスルへ完全移籍すると、その後はKリーグ1(韓国1部)の全北現代や水原三星、タイ・リーグ1(タイ1部)のブリーラム・ユナイテッドなど複数クラブに在籍。2018年7月には京都サンガへの加入により、5年ぶりのJリーグ復帰を果たしたものの、わずか半年で退団していた。
そんなカイオは昨年3月からカンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)のオエステでプレーしていたものの、わずか4カ月で退団。半年以上の無所属期間をへて今年1月にセリエD(ブラジル4部)のパラナ・クルベと1年契約を結んでいた。
しかし『グローボ』の報道によると、同選手は今年2月のトレーニング中に足首を負傷。復帰を目指してリハビリに務めていたものの、先月末に現役引退に意向を固めたとのことだ。
なお、カイオはセレッソ大阪在籍時に左足首の靭帯損傷という大怪我を負うなど、これまで複数回にわたり足首を負傷していた。横浜FC退団後は決して順調なキャリアとは言えなかっただけに、怪我で選手生命を絶たれる形となったことをJリーグファンは残念に思うことだろう。
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