日本代表と対戦決定も…ブラジル代表がW杯予選アルゼンチン戦の再試合巡り混乱!
(画像=ブラジル代表の選手たち 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 サッカー日本代表は今年6月にブラジル代表と対戦することが決まっている。そのブラジル代表はFIFAワールドカップ・カタール大会にむけた強化試合のマッチメイクで問題を抱えているようだ。3日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。

 ブラジル代表はカタールW杯南米予選で1試合未消化ながらも、無敗でW杯本大会出場権を獲得。グループリーグではカメルーン代表、セルビア代表、スイス代表との対戦が決まっている。ただ、今年6月の代表ウィークではUEFAネーションズリーグが開催されることもあり、欧州勢とのマッチメイクが厳しい状況となっている。

 その中、日本代表対ブラジル代表が6月6日に国立競技場で開催されることが正式決定。ブラジル代表は6月2日に韓国代表と対戦する予定であるほか、11日にはオーストラリアのメルボルンでアルゼンチン代表との親善試合を行う可能性が伝えられている。

 また、9月の代表ウィークではメキシコ代表との対戦が予定されているほか、現段階ではカタールW杯南米予選の未消化分であるアルゼンチン戦を開催する方向で調整を進めている。

 ただ、『グローボ』はブラジル代表の今後について「ワールドカップの前にブラジル代表がアルゼンチン代表と2度対戦する予定だが、開催されないかもしれない。オーストラリアでの試合開催も不透明な状況でだ。両国代表ともにスケジュールを発表していない」と説明している。

 昨年9月5日開催のW杯南米予選・ブラジル対アルゼンチンでは、アルゼンチン代表の一部選手が新型コロナウイルス感染拡大対策の規定に違反したとして、ブラジルの保険当局が介入。キックオフからわずか5分後に急きょ開催延期となると、国際サッカー連盟(FIFA)は両国代表に対して再試合開催を命じていた。

 両国代表はFIFAの決定を不服として控訴。現在はFIFA側から回答を待っている段階であるという。また『グローボ』の報道によると、ブラジル代表のチッチ監督はアルゼンチン代表と2度対戦することに難色を示しているとのこと。本大会でセルビア代表やスイス代表との対戦を控えているだけに、開幕前に欧州勢と対戦することを望んでいるようだ。

提供元・Football Tribe Japan

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