
アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠(38)が、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝2ndレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦にむけての意気込みを語った。2日、ドイツメディア『Sport Buzzer』が伝えている。
フランクフルトは先月14日開催のEL準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦で日本代表MF鎌田大地(25)の活躍もあり、3-2と勝利。バルセロナを2試合合計4-3スコアで下すと、先月28日の準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦でも鎌田大地の決勝ゴールにより2-1と勝利。欧州カップ戦でのタイトル獲得に近づいている。
一方ブンデスリーガでは今季残り2試合の時点で勝ち点40を獲得。11位と来季欧州カップ出場権争いや残留争いに加わっておらず、すでに消化試合という位置づけになっている。また、今月2日開催の第32節・バイエル・レバークーゼン戦ではウェストハム戦から先発メンバーを大幅に入れ替えたこともあり、0-2と敗れている。
レバークーゼンでフル出場した長谷部誠は試合後のメディアインタビューで「今日の試合は何人かの選手が休んだので、木曜日にはまたフレッシュな状態で臨めるでしょうね。もちろん、今日とは違う戦いを見せなければならないですけどね」とコメント。そして「ホームゲームでは必ず勝ちます」とEL準々決勝2ndレグ・ウェストハム戦にむけて力強い言葉を残すと、『Sport Buzzer』も「ハセベは最近のチームの優先順位を明確に示した」と伝えている。
なお、長谷部誠は今年2月に負傷して以降、ベンチを温める機会が増加。ELのノックアウトステージでは準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦で1分間プレーした以外、出番がない状況となっている。そのため、現地メディアはホーム開催のウェストハム戦でも同選手がベンチスタートになると予想している。
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