目次
■コミュニケーション能力の本質
■コミュニケーション能力が高い人・低い人

コミュニケーション能力の意味をご存知だろうか? コミュ力と言われるこの言葉は、自分と相手、双方の意思疎通を図る能力のことを意味する。

つまり、自分の気持ちをただ相手に伝える能力だけではなく、相手の気持ちを読み取る能力も重要となるのだ。本記事では、コミュニケーションの意味や本質、能力を向上させる方法について解説していく。

■コミュニケーション能力の本質

9割の人が勘違いしている!?コミュニケーション能力の本質を解説
(画像=『男の隠れ家デジタル』より引用)

まずはコミュニケーション能力の本質について解説する。そもそもコミュニケーションとは、一体何を指すのだろうか?

コミュニケーションは、共有や共通を意味する言葉で、語源はラテン語の「コミュニス」である。いわゆる「対人間での意思疎通」を示す言葉であり、そのコミュニケーションをスムーズかつ的確に実行する能力が、コミュニケーション能力なのだ。

また、コミュニケーション能力は単純に「自分の想いや気持ちを伝える」というだけではない。自分と相手、双方の意思疎通がコミュニケーションの本質であるため、「相手からの情報を上手く受け止められるか」という観点も重要となる。

■コミュニケーション能力が高い人・低い人

コミュニケーション能力が高い人は、自分の意見をしっかりと伝えられ、同時に相手の意見を取り入れられる人を指す。

その特徴として有名なのが「ピンポンルール」である。これは、相手と自分の会話の比率が「4:6」、もしくは「5:5」であるというもの。

つまり、自分だけ情報を伝えるのではなく、それと同等、あるいはそれ以上に相手から気持ちを聞き出すことで、良好なコミュニケーションを実現できるのだ。

なお、よく勘違いされがちだが、「外交的で明るい人=コミュニケーション能力が高い」というわけではない。

性格がどんなに明るく、自分の意見を的確に伝えられたとしても、相手の気持ちを正確に理解できなければ、コミュニケーション能力が高いとは言えないのだ。

一方、性格が内向的で暗い人でも、相手の気持ちを察する能力が高く、意思疎通がスムーズに図れる人もいる。