A.時計を水平にし時針を太陽の方角に向ける
時計には時刻を知る以外に、目的地までに辿り着きたい時に役立つもうひとつの使い方がある。それが方位計だ。
太陽とアナログ時計を使うと、おおよその南の位置がわかる。
使い方としてはまず①時計を水平に保つ、②時計の時針の位置を太陽の方向に向ける、③インデックスの12時位置と時針とのちょうど中間の方角が南となる。
太陽は午後12時ちょうどで南の方角に位置し、これを南中という。現在の太陽の位置をもとに、南中時の方角を割り出せば大体の南の方角がわかるのだ。

(画像=図にするとわかりやすい。時計を水平にした際に指す時針と12時位置のちょうど真ん中が南(もしくは北)だ,『Watch LIFE NEWS』より 引用)
なおこの方法は、午後12時に太陽が南中することを前提としている。
ただし午後12時ぴったりに南中することはないため誤差が生じる。これはあくまでも目安として参考にしてほしい。
また南中であるのはあくまでも日本が位置する北半球に限る。南半球の場合は北を指しているほか、午前は文字盤の左側、午後は右側が南になる点に注意してほしい。
文◎松本由紀(編集部)
提供元・Watch LIFE NEWS
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