写真家 水谷和政の選ぶ槍見スポット

仕事はオールラウンダー。山岳は涸沢を中心に穂高エリアを重点的に撮影、なかでも夜間撮影が好き。
 

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

【1】燕岳から見やる北鎌尾根と小槍の勇士(長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

おそらく多くの登山者が最初に槍ヶ岳を目にするのはここだろう。同時に北鎌尾根を従えた雄姿は槍のもっともすばらしい展望地のひとつ。

【2】鏡平の水面に投影される絶景(長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

槍と水面が撮影できる数少ない場所。小屋の前にこの光景が広がるからうれしい。運がよければ夕日に染まるシンメトリーな絶景に出合える。

【3】雲ノ平北部の秘境地帯からの遠き槍(富山県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

雲ノ平、祖父庭園付近。雲ノ平は目前に水晶岳が迫るが、このあたりまでくるとやっと槍が姿を現し、秘境地帯が終わることを実感できる。

【4】寂寥たる台地と鋭鋒、双六岳(富山県・長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

双六岳では、西部劇のような荒涼たる草原が広がる双六台地の後方に、まるで合成したようなすばらしい構図で北鎌尾根と槍が収まる。

【5】北穂高岳から大キレット越しの定番カット(長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

アルピニスト憧れの絶景地にして、槍ヶ岳の最高の展望台。真下に数百m切れ落ちた大キレット越しに、颯爽と槍が聳え立つ。

【6】北アルプス最高峰からの外せないアングル(岐阜県・長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

奥穂高岳からの槍ヶ岳はやはり外せないアングルだ。涸沢カールを前景に北穂高岳に護衛されるような姿は岩の王者の風格。

【7】立山山頂より遠望する槍穂高の縦列(富山県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

北アルプスもこのあたりまで来るとさすがの槍も小さくて遠い。だがどの山頂からも槍を探すだろうし、また見えるとうれしいものだ。

【8】赤屋根と稜線のバランスが絶妙な常念小屋(長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

自然風景の槍ヶ岳だけが槍ではない。造形物との組み合わせでは、常念小屋の瀟洒な赤屋根と背景の稜線の水平並列が絶妙だ。

【9】間近に迫るピラミッドパワー、東鎌尾根(長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

東鎌尾根。表銀座コースのハイライトはこの東鎌尾根から真近に迫る槍だ。穂先の巨大さとピラミッドパワー的な磁力に圧倒されるだろう。

【10】夕陽の槍を見る最高の場所、樅沢岳(岐阜県・長野県)

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(画像=FUNQ/PEAKSより引用)

樅沢岳は西鎌尾根のベストポイントにして、槍の夕景を狙うには最高の場所。絶景のあとは夕食の待つ双六小屋へ急いで向かおう。

出典
PEAKS 2018年3月号 No.100

CREDIT :
写真・文 ◉水谷和政 Photo & Text by Kazumasa Mizutani、Takuro Inoue、Yuka Suzuki

PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

提供元・FUNQ/PEAKS

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