沈み根狙いで20cm級

周りが徐々に暗くなってきてキャスト開始。明るいうちに下見しておいた沈み根周辺に、フロートリグをキャストして狙っていく。答えはすぐに返ってきた。

コンッと反応。アワセを入れてリールを巻く。小気味いい引きの後に水面を割ったのは20cmクラスの本命メバルだ。あまり大きくはないが、徐々にコンディションが良くなってきたようで、メバル特有の底に突っ込むような引きを感じられて何ともうれしい。

当日はやはりベイトが少ないためか水温がまだ低いせいか、メバルが中層に浮いて捕食している感じはなく、水中の沈み根、岩陰に身を隠しているようで、タイトにワームを通すことで反応が得られた。

敦賀半島の夜磯メバルゲームで20cm級本命 フロートリグでキャッチ
(画像=敦賀半島の夜磯メバルゲームで20cm級本命 フロートリグでキャッチワームに食ってきたメバル(提供:週刊つりニュース中部版APC・小松大祐)、『TSURINEWS』より引用)

ポツリポツリと拾い釣り

その後もポイントを変えながら、ポツリポツリと拾い釣りをする展開となった。サイズは20~23cm程度で、これ以上の大型とは出会うことはできなかったが、飽きない程度に数を伸ばすことができた。少しずつであるが、メバルの好機到来を感じることができた。

まだまだ海の中は冬と春が共存している状態でムラがあるが、これから天候が安定してくると、ベイトを追って大型のメバルやシーバスが接岸して、ルアーフィッシングの好ターゲットとなってくるので楽しみだ。

ナイトゲームにおいてはライトなどの準備とライフジャケットの着用を忘れずに。無理することなく安全第一で楽しんでほしい。

<週刊つりニュース中部版APC・小松大祐/TSURINEWS編>

提供元・TSURINEWS

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