
サッカー界屈指の剛腕代理人ミノ・ライオラ氏(54)は今月28日、ツイッターを通じて自身の死亡報道を否定したことで注目を集めている。その中、イタリアメディア『True.』は同氏とミラン所属のスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(40)の“出会い”について紹介した。
ライオラ氏はボルシア・ドルトムント所属のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(21)やマンチェスター・ユナイテッド所属のフランス代表MFポール・ポグバ(29)をはじめ、多くの有名選手を顧客に持っている。
ただ今年1月に肺の疾患により手術を受けると、しばらく公から姿を消すことに。すると今月28日になってイタリア紙『コリエーレ・デラ・セーラ』をはじめ世界中のメディアが同氏の死亡を一斉報道。しかし、本人は危篤状態でありながらもSNSで「この4か月間で2度も殺され、腹が立っている。蘇生も可能なようだ」と綴っていた。
「ライオラ氏の死亡」という誤報が先走り、多くのメディアが同氏の過去を振り返る中、『True.』は2016年にイギリス紙『フィナンシャル・タイムズ』のインタビューを紹介。イブラヒモビッチがアヤックスでプレーしていた時、アムステルダムの日本食レストラン『Yamazato』でライオラ氏と初めて会ったと伝えている。
また、イブラヒモビッチの自伝「I Am Zlatan」でもライオラ氏と初めて会った時のエピソードが紹介されている。その中でイブラヒモビッチは「なんだあれ?ジーンズにナイキのTシャツ…お腹がすごく出ていた。このデブはエージェントだというのか…正直戸惑った。頼んだ食事の量も半端なかった。頼んだものはほぼ一人で食った」とライオラ氏の第一印象に驚いたことを明かしている。
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