ポステコグルー監督の“門下生”活躍!横浜FM元コーチが豪州1部クラブと契約延長
(画像=アーサー・パパス監督 写真:Getty Images,『Football Tribe Japan』より 引用)

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスの元コーチであるアーサー・パパス氏は、昨年からAリーグ(オーストラリア1部)のニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCを指揮。クラブは今月29日に同監督との契約延長を公式発表した。

 パパス氏はオーストラリアやサウジアラビア、インド国内のクラブで指導に当たると、2019年から2シーズンにわたりアンジェ・ポステコグルー率いる横浜F・マリノスでコーチを務めていた。また、2021シーズンには鹿児島ユナイテッドを指揮していたが、家庭の事情により双方合意のもと5月末に契約解除。母国オーストラリアに戻ると、6月末にニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツの監督に就任していた。

 そのニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツは今季ここまでリーグ戦23試合を戦い、7勝4分12敗と苦戦。首位メルボルン・シティから21ポイント差の9位に沈んでいる。それでもクラブはパパス監督との契約期間を1年間延長。2023/24シーズン終了後まで新契約締結を公式発表している。

 ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツは「パパスは1年目で新しい時代と方向性の先頭に立ち、リーグ全体のファンや専門家を興奮させるほど活性化したプレースタイルの確立に成功した」と公式サイトを通じてパパス監督の手腕を称賛。

 同監督は今回の契約延長について「ニューカッスルに戻って以来、クラブと街に歓迎されていると感じている。この10ヶ月で当初のスタート地点から前進したことは明らかだが、まだまだ成長の余地があると認識している。私はニューカッスル・ジェッツが国内最大のクラブのひとつになる可能性があると信じており、今後もその実現に向けて努力を続けていく」とコメントを残している。

 パパス氏は2011/12シーズンにもニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツのアシスタントコーチを務めていた。古巣復帰1年目でクラブ内に変化をもたらした点が幹部からの高評価につながっているようだ。

提供元・Football Tribe Japan

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