エディオンは4月27日、ホームセンターのニトリホールディングス(ニトリHD)と資本業務提携を結ぶと発表した。同日開催の取締役会で決議し、関連してLIXILが保有するエディオンの普通株式を全て売却し、ニトリHDが取得する見込み。エディオンとLIXILの資本提携は解消されるが、業務提携は継続する。

店舗開発や商品、EC事業で連携
エディオンとニトリHDの資本業務提携は、両社の経営資源やノウハウを活用し、事業拡大を図るのが狙い。具体的には(1)店舗開発に向けた協働、(2)商品の相互交流とラインアップ拡充、(3)EC事業でのシナジー創出、(4)物流や設置・アフターサービスにおけるネットワークの相互活用、(5)リフォーム事業、法人ビジネスにおけるシナジー創出――となる。
資本提携では、ニトリは4月27日、LIXILから市場外相対取引を通じてエディオンの普通株式を取得することを決定した。エディオンの発行株式総数の8.6%に上る予定で、取得の実行日は5月13日となる。
さらにニトリは、エディオンの株式総数の1.4%を市場外相対取引や市場買付により追加取得する予定。これにより、ニトリはエディオンの主要株主になる。
ニトリHDは2020年10月、TOBでホームセンターの島忠の全株式を取得すると発表し、グループ化。中長期ビジョンで「2032年度に3000店舗、3兆円、買上客数2億人以上」の達成を掲げている。
提供元・BCN+R
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