寝心地・使い心地にこだわる「ものづくり」にチャレンジし続けてきた老舗寝具メーカー「ロマンス小杉」から、1年に約20枚しか製造できない幻の純国産真綿ふとん「真綿肌掛けふとん」(税込55万円)が発売された。睡眠の質を上げたい人に勧めたい商品だ。

老舗寝具メーカーが年に20枚だけ製造する「幻の純国産真綿ふとん」
(画像=『IGNITE』より 引用)

伝統の意志を引き継ぐ「手引き真綿ふとん」

真綿とは、コットンではなくシルクのこと。「手引き真綿ふとん」は、シルクのわたを1枚ずつ手作業で、横方向・縦方向に引きのばす。このように丹念に引きのばし、何枚も重ねて一枚に仕上げた布団だ。

長い歴史をもつ、日本の伝統が生み出したまさに「ねむりの逸品」といえる。

だが、真綿ふとんを取り巻く環境は年々厳しくなっている。原料の高騰はもちろん、後継者不足もあり、手間のかかる伝統のモノづくりは受け継がれにくくなっているからだ。

今春より同社は、「近江真綿職人」北川茂次郎氏の意志を引き継ぐ「丹後の匠」糸井拓氏とともに京都丹後地区にて新たな真綿の拠点を構えることにした。

老舗寝具メーカーが年に20枚だけ製造する「幻の純国産真綿ふとん」
(画像=『IGNITE』より 引用)

古くから丹後ちりめんで有名な、シルク生地の産地である京都丹後地区。気候にも恵まれたこの「シルクに愛された土地」で、培ってきた技術とともに長い歴史を刻んできた。

老舗寝具メーカーが年に20枚だけ製造する「幻の純国産真綿ふとん」
(画像=『IGNITE』より 引用)

ちりめんと違った真綿ならではのシルクの良さを発信したいという思いをもつ同社。この地を新たな国内手引きの拠点とし、「手引き真綿」を持続可能な事業として後世に残して行きたいと考えているという。

真綿ふとんの安定供給を目指す

伝統的な真綿ふとんの製法には職人による手作業が必要不可欠だった。職人の人材不足が今後予測される中、新たな製法にすることで、品質を保ちながら、安定した商品供給を目指すという。

寝具の買い替えを検討している人は、日本の伝統が生み出したこの「ねむりの逸品」を試してみては。

京都丹後手引き真綿ふとん「真綿肌掛けふとん」

価格:550,000円(税込)
サイズ:シングル(150×210cm)
販売先:全国百貨店、寝具専門店など

(MOCA.O)

提供元・IGNITE

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