伊東純也争奪戦勃発か!レバークーゼンなどドイツ1部複数クラブ関心と現地報道
(画像=伊東純也 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 KRCヘンク所属の日本代表FW伊東純也(29)にはバイエル・レバークーゼン移籍の可能性が伝えられているが、新たな移籍先候補が浮上しているようだ。

 同選手は2019年2月に明治安田生命J1リーグの柏レイソルからKRCヘンクへ移籍。今季は右ウイングを主戦場にジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のレギュラーシーズンで34試合中32試合に先発出場。8ゴール15アシストと結果を残すとともに、チームを来季UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ出場権をかけたプレーオフ出場へと導いている。

 また、FIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選では4試合連続ゴールを決めるなど、日本代表の攻撃陣の中心選手として活躍。先月24日のオーストラリア戦でもフル出場し、日本代表のW杯本大会出場権獲得に大きく貢献している。

 KRCヘンクは昨年10月、伊東純也と2024年6月までの新契約を結んでいる。しかし同選手にはラ・リーガのビジャレアル、レアル・ソシエダやリーグアンのオリンピック・リヨンなど複数クラブから関心を寄せられていると一部の日本メディアが報道。くわえて、今月下旬にはブンデスリーガのバイエル・レバークーゼンからの関心が伝えられている。

 その中ドイツ紙『Rheinische Post』が27日に伝えたところによると、ボルシア・メンヒェングラートバッハも伊東純也の獲得に動く可能性があるとのこと。ボルシア・メンヒェングラートバッハはフランス代表FWマルクス・テュラム(24)の今夏退団が濃厚となっており、後釜候補として伊東純也ら数選手をリストアップしているという。

 また、ベルギーメディア『VOETBAL』はKRCヘンクの現状について「ヘンクはこの夏、何人かの強力な選手たちと別れることになる。なぜなら、チームを維持することが正しい選択でないことが判明したからだ。今シーズンはもはや最高のレベルに達することができず、レギュラーシーズンで8位という残念な結果に終わった」と解説。今季終了後に複数選手の退団は避けられないという見方を示している。

 そして伊東純也の去就については「オヌアチュやジョン・ルクミのような選手は去るようだが、イトウも移籍をすることができるようだ。彼は29歳という年齢でさらなるステップアップの最後のチャンスが到来している。ヘンクが高額な移籍金を手にすることができるのも、これが最後となる」と今夏移籍を予想した。

 なお『VOETBAL』は25日にも伊東純也の去就について報道。その際に同選手の意向について「イトウは自らブンデスリーガに飛び込むことを望んでいる。この29歳のサイドアタッカーは、30歳の誕生日を過ぎるともう電車が通らなくなることを恐れているのだ」と説明していた。

提供元・Football Tribe Japan

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