「このままフリーターを続けていたらやばいかも」
将来の不安はフリーターにはつきものです、あなただけじゃないから大丈夫。
「フリーターになると何が問題なのか、未だによく分かっていないけど謎の不安が付きまとう」という方も実は結構いらっしゃいます。
本記事では、フリーターと正社員を比較して判明した14の問題点と解決法について解説していきます。
フリーターの不安の原因を知り、解決したいと考える方には必ず次の一歩になる記事となっています。
目次
フリーターの末路 | 正社員と比較して判明した14の問題点
フリーターの末路を見てあなたは何を感じたのか
フリーターの末路 | 正社員と比較して判明した14の問題点

フリータとして働き続けることで、どのような問題点が出てくるのでしょう。
ここで、正社員とフリーターでは何が違うのか比較しながら具体的な14の問題点を紹介します。
1.年代別の年収差
フリーターの年収と正社員の年収では、どのくらい違いがあるのでしょう。
下記のデータは、収入を「正社員」と「パート・アルバイト」で比較したものです。
▼雇用形態別の収入比較(高卒・大卒)

高卒も大卒も、どちらも年齢が高くなるにつれて収入の差が開いていくのが分かりますね。
これは、「正社員は年々給料が上がる傾向がある」のに対して、「フリーターは長く勤めても昇給が少ない」ことのあらわれです。
つまり、20代のうちは『フリーターでも稼げる』のは事実です。
しかし、そのままフリーターとして勤め続けていると、同年代の正社員に収入の面で大きく差をつけられてしまうことになります。
2.正社員との生涯年収の差
フリーターとして働き続けた場合と、正社員として働き続けた場合の生涯年収にはものすごく大きな差があります。以下のデータをご覧ください。
▼正規雇用と非正規雇用の生涯年収差
正規雇用 | 非正規雇用 | |
男性 | 1億7801万2400円 | 9815万2400円 |
女性 | 1億3052万8400円 | 7692万7800円 |
出典:驚愕!フリーターと正社員の生涯年収の差|転職エージェント【ワークポート】より
生涯年収で比較すると、正規雇用者とフリーター含む非正規雇用者の収入は約6,700万円も異なります。ピンときませんよね。
金額が大きすぎてイメージしにくいかもしれませんが、「生涯年収の差がかなりある」ということはお分かりいただけるでしょう。
フリーターと正社員は安定かで比較されやすいですが、実際には、単純に稼げる金額が大きく違うのです。
「分かってはいるけど、行きたい企業に行けない」
と悩んでいる方も多いのが現状です。
実際にフリーターの方が行きたい企業に就職するためには、これまでのマイナスを払拭するスキルや実績が必要なケースが多く、ハードルがものすごく高いです。
そんな職歴にハンデを抱えた方を救う就職サービスとして『リバラボインターンシップ』を立ち上げました。
- ▼リバラボインターンシップとは
- 1. まず、リバラボで働く
十分な給与(平均年収400万円)や社宅完備等の福利厚生も充実
2. スキルと実績を積み上げる
スキルと実績を積む環境が整っている
3. 高収入/高待遇な優良企業に転職
平均年収490万円以上の企業に就職することが可能
リバラボのこだわり
中卒、高卒、大学中退などの学歴や職歴に不安を抱えている方に特化したスキルアップの場所としてリバラボインターンシップを提供しています。
逆に学歴や職歴に不安がない方だと判断した場合は、お断りさせていただいております。
「本当はもっと稼ぎたい」
「自立した一流のビジネスマンになりたい」
一瞬でも思ったあなたなら、リバラボインターンシップで1年もすれば別人になることができます。
インターンシップ中にもメキメキ力をつけて、収入をガッツリ伸ばす方も少なくありません。

語りつくせないほどに『リバラボインターンシップ』での研修期間は充実しますので、一度詳細をじっくり覗いてみてもいいのではないでしょうか?
3.正社員を目指せる年齢の限界
フリーターから正社員を目指す場合には、何歳の段階で目指すかでその成功率が変わります。
▼企業が中途採用した人材の年齢
中途採用者の年齢 | 全体における割合 |
---|---|
19歳以下 | 3% |
20歳から24歳 | 37% |
25歳から29歳 | 66% |
30歳から34歳 | 59% |
35歳から39歳 | 40% |
40歳から44歳 | 33% |
45歳から49歳 | 13% |
50歳以上 | 16% |
出典:エン・ジャパン 「中途採用の採用基準について」より
この表から分かる通り、正社員雇用の大きな特徴として、年齢が30歳40歳と高くなるにつれて難しくなるのは明らかです。
つまり、フリータから正社員になりたいなら、もたもたしている暇はありません。
このまま時が流れて40歳を超えてしまったときには、「今さら正社員でなんてどこも雇ってくれない!」という事態になってしまう可能性が十分にあります。
4.離職率が高い企業(ブラック企業)に就職してしまう
フリーターから正社員になろうとするとき、「とりあえず正社員として雇用されやすいところを狙おう」としてしまう人も多いですが、ここに大きな落とし穴があります。
入りやすい業種はなぜ入りやすいのかというと、辞める人が多いからです。
つまり、フリーターは知らず知らずのうちに、離職率の高い業種に就職してしまう傾向があるのです。
- 離職率が高い業種ベスト3
- ・1位 宿泊業、飲食サービス業(26.9%)
・2位 生活関連サービス業、娯楽業(23.9%)
・3位 その他サービス業(19.9%)参照:平成30年雇用動向調査結果の概要|厚生労働省より
これらの業種は離職率が高いことで知られています。
この年の全体の離職率は14.6%。
比較すると1位の宿泊業・飲食サービス業の離職率はほぼ2倍です。
飲食業が悪いとは言いませんが、仕方なく選ぶようなら一度、リバラボインターンシップの相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか?
学歴や職歴にハンデを抱えた方に特化してサービス提供を行ってきているため、これまで述べ5000名の面談から得たノウハウを持ち合わせています。
5.手に職をつけるためのスキルが身につかない
フリーターは、「使い捨て」と考えられているケースも多いです。
言い方は悪いですが、ここで言う「使い捨て」とは企業が今後の成長を期待していない人材のことです。
企業にとってみれば、フリーターは「今とりあえずその業務をこなしてくれる人」であり、フリーターにそれ以上の仕事ができるようになることは望んでいないのです。
一方正社員には、「今後企業において活躍できる有能な人材」になってもらうことを期待しています。だからこそ様々な教育を行い、スキルや経験を身につけさせるのです。
フリーターがいつまでもスキルを身につけられずにいるのは、フリーターでいるうちは多くを学ぶ機会を与えられないことが原因です。
6.いつまでも結婚できない
結婚相手を探すときに、あえてフリーターを選ぶ人はほぼいません。
「正社員の方が安定しているだろうし」と契約社員でさえ候補から外してしまう女性も珍しくないこのご時世で、フリーターと結婚したい女性などゼロに等しいと思った方が良いでしょう。
中には、「順調に交際していたのに結婚する段階で相手の親に反対された」という悲惨な話も実際に起こっています。
フリーターという肩書のままでは、恋愛や婚活がなかなかうまくいかず、いつまでも結婚できない可能性が高くなるのも、フリーターを続けていく上での問題点になります。
7.年下の正社員に使われる
フリーターであるがゆえに、年下の正社員に大きな顔をされることもあります。
「人生の先輩なのに、なんであいつに偉そうにされなきゃいけないんだ!」とプライドを傷つけられて嫌な思いをしているフリーターは少なくありません。
何か会社の役に立つことで活躍したとしても、「あの人ってバイトだよね」と軽くあしらわれたり、フリーターでいるうちは正当に評価されずに悔しい思いをするケースが多いです。
8.社会的な信用が低い
フリーターはイメージだけでなく、社会的な信用も低くなってしまいます。
正社員であれば悩むこともない単純なことが、フリーターであるがためにできないという場面にでくわすことがあるのです。
・引越したいのに賃貸契約の審査が通らない
・車を買いたいのに自分名義でローンが組めない
・クレジットカードを作りたいのに審査落ちする
上記の悩みはフリーターの中でもあるあるで、クレジットカードは特に、生活において必要度の高いものです。
フリーターの場合、「いくつもクレジットカード会社の審査を受けて、やっと1つだけ作れた!」という話は日常茶飯事です。
一人の大人として生きていくのに、引越しや車の購入さえ他の誰か(親や兄弟)の助けが必要となると、説得力には欠けてしまいます。
9.友達と会いづらくなる
友達同士で誰が一番稼いでいるかなんて、常日頃から比較することではありませんよね。
しかし、仲間内であなただけがフリーターだったとしたらどうでしょう。
直接比較されることはなくても、全く劣等感を感じないとは言えません。
心のどこかで「みんな正社員で働いてるのに自分だけフリーターか…」と感じるようになり、だんだん友達と過ごす時間を避けるようになるケースもありがちです。
10.生活できるほど年金を受け取れない
国民年金は国民の義務ですから、全ての人が納めなければなりません。
しかし、この「年金」に関してもフリーターと正社員では異なる部分があります。
▼フリーターと正社員の年金種別と特徴
種別 | 特徴 | |
---|---|---|
フリーター | 第1号被保険者 | 20歳以上60歳未満の国民年金加入者。自分自身で年金を支払う必要あり。年金受取額は毎月約65,000円 |
正社員 | 第2号被保険者 | 民間企業に属する正社員で厚生年金の加入者。給料天引きで支払い、年金受給額が国民年金よりも高くなる。 |
参考:日本年金機構ホームページより
フリーターで受け取れる年金は国民年金だけと考えると、将来受け取れる年金は毎月65,000円。
これでは生活はままならないのが目に見えています。
一方、正社員では、国民年金だけでなく厚生年金も支払います。(厚生年金保険料に国民年金保険料は含まれています)
特徴としては、半分を雇用主である企業が負担することと、もらえる金額は国民年金よりも多くなることです。
11.親戚の集まりで肩身が狭い
「世間体など気にしない!」とは言っても、フリーターの見え方は特に親世代からすると良いものではありません。
親戚の集まりでは、「いとこの○○くんは△△(会社名)に就職が決まったんだって!正社員なんてすごいね」などと、年齢の近い親戚と比べられることもあるでしょう。
正月やお盆などの家族行事に行くのがだんだんと億劫になるのも、フリーターの抱える問題です。
12.貯金ができない
フリーターで日々の生活費をやっと稼ぐことができる程度では、貯金をすることが難しく、急な出費に対応できないこともあるでしょう。
貯金ができないとなると、友人の結婚式に参列するのも大変で、いつまでも経済的に自立できず親を頼ってしまう羽目になってしまうでしょう。
13.結果的にニート化する
厚生労働省の調べによると、平成30年の15歳から34歳のニートは53万人にのぼります。
参考までに同年代のフリーターは143万人で、ニートは全く仕事をしていない無業者となりますが、フリーターがニートになる例も少なくありません。
その場合、考えられる最も大きな理由は正社員になろうと一念発起しフリーターをやめたが就職が決まらないというもの。
フリーターでいることに危機感を覚えたものの、具体的な方法を考えずにやみくもに正社員を目指して失敗してしまう人はたくさんいます。
フリーターであれば収入は得ることができますが、ニートは無職で無収入。
むしろ「フリーターのままの方が良かった」、と言えます。こうならないためにも、正社員を目指すにはきちんと計画的に行動する必要がありますね。
14.生活保護で食いつなぐ形になる
フリーターとして働き続け、その結果失業してしまった場合、年齢によっては就職先が見つからないケースも少なくありません。働きたくても働けない、収入が得られないとなると、最後の頼みの綱「生活保護」にすがることになってしまいます。
- 生活保護法とは
- 国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的として制定された法律。都道府県・市町村により受給できる金額は異なる。
しかし、仮に生活保護が受給できたとしても、周りの友達が皆当たり前に働いて自分の稼ぎでやりくりしている中、自分だけが生活保護でどうにか生活しているとなると、気分の良いものではありません。
フリーターの末路を見てあなたは何を感じたのか

フリーターでいることの問題点を14個紹介しました。
・フリーターだと肩身が狭くプライドを傷つけられることも多い
・結局正社員と比べると最終的には生涯年収に大きな差がつく
・イメージも社会的信用度も低い
・将来年金だけで生きていくことができない
まとめると上記です。
「このままではヤバい、どうにかしなければ」と思った方、大丈夫です、今からその方法を紹介します。
大切なのは、「なんとなく感じていたフリーターの自分に対する不安」をはっきりさせて、「変わる決意」をすることです。次の章で、ここから挽回する方法を紹介します。