浦項(ポハン)大学(総長ハン・ホンス)は、エコプロBM(代表取締役チュ・ジェファン)と次世代バッテリーなど新産業分野の優秀人材育成のため、産学協力(MOU)を締結した。韓国メディア「NSP通信」が報じた。(写真:浦項大学とエコプロBMが人材育成のためにMOU締結=浦項大学校)
協約式は20日、慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)所在の浦項大学でエコプロBMのパク・ジヨン常務理事と浦項大学のハン・ホンス総長をはじめ、主要関係者らが参加した中で行われた。
パク・ジヨン常務理事はあいさつの言葉で、「超連結と超知能で特徴的な第4次産業革命が、すでに私たちの日常に深く浸透している時点で、すべての機器装置の心臓の役割を担うバッテリーの重要性と占める割合は非常に大きくなっている」とし、「これに最適化された優秀人材養成の先頭に立ってくださった浦項大学に感謝し、エコプロBMは持続的な技術革新を通じて地域産学協力生態系造成に貢献する」と述べた。
浦項大学のハン・ホンス総長は歓迎の挨拶で、「浦項大学はすでにエコプロGEMとの協約を通じて一般工学系列の学生を対象にエコプロ・クラスを開設し、二次電池関連の特別注文式教育課程を運営しており、今年は地域社会の核心新成長分野であるバッテリー産業の専門人材需要拡大に歩調を合わせ、バッテリーに特化した新素材バッテリー科を新設することで、バッテリー産業懸案問題の解決に積極的に参加したい」とし、「バッテリー正極材分野の世界的な先導企業であるエコプロBMと産学協力協約を締結することになり、非常に嬉しい」と述べた。
現在、浦項は次世代バッテリー規制自由特区に指定され、二次電池産業発展の基盤が整備されており、今後電気自動車市場の急成長に伴うバッテリーリサイクル産業の重要性も高まっている。
これを支えるためにはバッテリー関連実務能力が強化された専門人材の養成が切実であるだけに、地域の官公庁、産業体、そして大学が相互協力して制度的支援の活性化、新規雇用創出および人材養成の拡大という側面から産学官がともに全力を傾ける必要があるとみられる。
そのため、浦項大学は開校70周年を迎える年に二次電池素材分野に特化した専門人材養成のための新素材バッテリー科を新設し、専門知識と力量を備えた人材育成に努めている。
両機関は当該学科を通じて専門人材の養成を推進し、△共同プロジェクト遂行、△教育プログラム支援、△人的・物的交流協力、△地域経済発展のための共同協力など相互発展のために必要な措置に積極的に協力することで合意した。
提供元・コリア・エレクトロニクス
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