古橋亨梧「あの時泣きそうに…」負傷離脱中の苦悩告白「気持ちの整理が大変だったけど…」
(画像=古橋亨梧 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧(27)が、今月9日のリーグ戦で復帰した時の心境や負傷離脱中に抱えていた問題を語った。

 同選手は昨年7月にヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。シーズン前半戦で16ゴールをあげるなど驚異的なパフォーマンスを発揮していたが、昨年末のリーグ戦でハムストリングを負傷して戦線離脱。ただ、今月はじめに全体トレーニングに合流すると、今月9日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第33節・セント・ジョンストン戦で復帰していた。

 また今月24日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の優勝決定プレーオフ第1節・ロス・カウンティ戦では復帰後初めてスタメンに名を連ねると、前半12分に右サイドからのクロスに頭で合わせて先制ゴールをマーク。今季公式戦17得点目をあげるとともに、セルティックの勝利に大きく貢献していた。

 そんな古橋亨梧は今週はじめにクラブ公式チャンネル『CELTIC TV』に出演。セント・ジョンストン戦で復帰した時の思いを聞かれると「復帰した時、とてもいい雰囲気でしたし、泣きそうになりましたね。ホームゲームでしたし、スタジアムが満員で本当に嬉しかったですよ」

 「ウォーミングアップも楽しかったです。ピッチに入る前にはファンやサポーターが大きな拍手で迎えてくれて、みなさんの愛を感じました。あの試合ではチームが本当に良かった。ただ、自分がゴールを決められれば良かったんですけどね」と語っている。

 つづけて「怪我をしてチームメイトと一緒にプレーすることができず、欠場している間はかなりストレスを感じていましたし、その気持ちを整理するのはとても大変でした。でもチームは本当にいいプレーをしていましたし、それが僕の喜びにもなっていました」と負傷離脱中の心境も告白。

 「もちろん、サポーターも『戻ってきてほしい』と言ってくれたので、とてもうれしかったですよ。だから、自分のプレーでチームに恩返しをしたいんです」とサポーターに対する感謝を思いや、今シーズン終盤戦への意気込みを語った。

 なおセルティックは来月1日に宿敵レンジャーズとの再戦を控えている。プレーオフ初戦で復帰後初ゴールをマークした古橋亨梧への期待は高まるばかりだ。

提供元・Football Tribe Japan

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