
明治安田生命J1リーグの湘南ベルマーレを昨季限りで退団し、レンタル元のポルティモネンセへ復帰したブラジル人FWウェリントン・ジュニオール(28)が、プリメイラリーガ(ポルトガル1部)の舞台で活躍。同選手のパフォーマンスにポルトガル紙『A BOLA』も熱視線を送っている。
ウェリントンは昨年1月にポルティモネンセから湘南ベルマーレへ期限付き移籍により加入。しかしJ1リーグで4試合のベンチ入り、3試合の途中出場という結果に終わると、シーズン終了後にポルティモネンセに復帰していた。
しかし、ポルティモネンセでは2月5日の復帰初戦でいきなりゴールを決めると、3月以降はレギュラーに定着。ここまでリーグ戦9試合の出場ですでに4ゴールをマークしており、チーム内での得点ランキング2位につけている。
そんなウェリントンの好調ぶりについて『A BOLA』は「彼は4月のポルティモネンセの成績が好転したことを体現している。決してポルトガル革命のように釘を刺すのではない。2試合で2ゴールを決め、チームに貴重な2勝をもたらすとともに、リーグ戦3試合を残す中での絶対的な静寂ももたらした」と絶賛している。
またポルティモネンセが今月23日のプリメイラリーガ第31節・モレイレンセ戦で勝利した後、ゴールを決めたウェリントン本人が地元メディアのインタビューに応じると「僕にとって、この独特で重要な瞬間を与えてくれた神に感謝しているよ。素晴らしい試合だった。だけど(シーズンは)まだ終わっていないから、もっと頑張らなければいけないし、それが僕たちの義務なんだ。リーグ戦が終わるまで今日のような戦いを続けていくよ」と意気込みを語っている。
なおポルティモネンセは昨年12月中旬から今月2日のベレネンセスSAD戦まで6分8敗と大失速。一時期は残留争いに巻き込まれていた。しかし、今月に入って2試合で勝利したことにより、勝ち点を35まで上積み。2部入れ替え戦圏内の16位モレイレンセに9ポイント差つけており、プリメイラリーガ残留がほぼ確実となっている。
【関連記事】
・欧州5大リーグ、現行監督の長期政権ランキング。最も指揮が長いのはあの重鎮!
・超カッコ良い!東京五輪も盛り上げてきた2大フットボール・アンセム
・ヴィッセル神戸の半端ない日本代表FW補強史。大迫や武藤だけじゃない!カズや大久保も!
・【2021】低身長ながら活躍中のJ1リーガー6選!167cm以下
・【東京五輪】男子サッカー全代表チーム、市場価値ランキング&登録選手一覧。日本は何位?