
エールディビジ(オランダ1部)のフェイエノールトに所属するオランダ人FWブライアン・リンセン(31)にJリーグ移籍の可能性があるようだ。25日、オランダ紙『AD』が伝えている。
身長170cmで右利きの同選手はオランダのフォルトゥナ・シッタートでプロキャリアをスタートすると、VVVフェンローやヘラクレスなどオランダ国内の複数クラブでプレー。2019/20シーズン終了後にフィテッセを退団し、フェイエノールトに加入している。
そんなリンセンはフェイエノールト移籍1年目の2020/21シーズンに、リーグ戦34試合中27試合の先発出場で8ゴール4アシストをマーク。UEFAヨーロッパリーグ・グループステージでも全試合先発出場と主力選手としてチームをけん引している。そして今季もここまでリーグ戦30試合中25試合の先発出場で12ゴール8アシストをあげるなど昨季以上の結果を残している。
その中、『AD』はリンセンの去就について「日本のクラブが彼に関心を寄せている。フェイエノールトとの契約は2023年6月まで残っているが、日本のクラブは移籍金の支払いを望んでいる」と報道。Jリーグクラブが同選手の獲得に動いている可能性に触れているものの、獲得に興味を示しているクラブ名も明らかにはなっていないという。
また、選手サイドの意向については「2年前にフィテッセを退団したとき、彼は海外でのプレーを強く望んでいた。その通りに物事が進むように見えたが、フェイエノールトの誘惑には勝てなかった。今、彼が本当に移籍を望んでいるのかは不明だ」と伝えている。
なお、フェイエノールトは2019年5月に浦和レッズと戦略的パートナーシップの覚書を締結している。また、浦和レッズは昨年3月にデンマーク人FWキャスパー・ユンカー(28)の獲得を決めているが、ユンカー本人はフェイエノールトのクラブ施設でメディカルチェックを受けたと伝えられている。
今回の『AD』の報道では、リンセンへ関心を寄せているクラブ名が報じられていない。ただ、補強面で欧州路線へ切り替えている浦和レッズが同選手獲得を視野に入れている可能性は排除できないだろう。
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