2時間で20杯

釣り場につくと、南の船も北の船も集まる一大船団の模様。前日爆釣が伝えられた場所なので予想通りの賑わいでした。

早速、一投したところ、42m着底すぐに確かなアタリ。ゆっくり巻いて追い乗りを誘いましたが、一番下方のプラヅノ(水色)に今日のアベレージサイズ(40cm)のヤリイカが透明のボディをくねらせて上がってきました。

「100杯目指すのに幸先よし」と二投目投入。少し誘ってまたも1杯。これは下から二番目浮きスッテ。三投目もすぐにアタリがあったものの一番下に一杯だけ。少し流されアタリが出なくなったのでちょっと移動して、ここで突然の4点掛け。開始30分で7杯はあまりいいペースではないかもと不安がよぎります。

その後もアタリはちょこちょこあるものの単発を連続。隣で釣る相方も2点掛けはあるもののなかなか連発しない、もやもやする展開。釣れていない人からすると贅沢な話かもしれないが、このままでは100杯なんてほど遠い。2時間で20杯、二人で45杯釣りあげたところで大きく場所移動して後半戦へ。

茨城沖に待望のヤリイカ到来 水深50m前後の浅場ポイントで32杯
(画像=ポイントには船団(提供:TSURINEWSライター寺門義輝)、『TSURINEWS』より引用)

多点掛けの差が釣果の差

場所移動すると魚探に魚の群れが。ちょっとジギングで遊んでみたところ5匹ほどサバをゲット。相方に怒られたのでイカ釣りに戻ります。

ここでもなかなか多点掛けができず、腕が悪いのか運が悪いのか数が伸びません。後で聞いたら他の船は船中100杯出した釣り人もいたそうです。

活性が高いおかげでバラした回数はいつもに比べて少なかったように感じましたが、海の中のことなのでわかるのは結果だけ。二重バリの6本仕掛けを使っていたのですが、上げるのが単体だと手返しがよいイカメタルを使ったほうが数は伸びたのかもしれません。

結果32杯。相方は43杯。明らかに多点掛けの差で、アタリの数はほぼ同数。平均3点掛けくらいすれば100杯いく計算になるので、やはり追い乗せの技術と取り込のスピードが重要になってくるのを痛感したヤリイカ釣行でした。

茨城沖に待望のヤリイカ到来 水深50m前後の浅場ポイントで32杯
(画像=単発ヒットで数が伸びず(提供:TSURINEWSライター寺門義輝)、『TSURINEWS』より引用)