iPhone内のデータを削除/減らしてストレージ容量を確保する手順

Safariや各種アプリのキャッシュ削除は、iPhoneストレージの「その他」を減らすのに有効。ストレージ容量を確保することが可能です。

また不要な写真や画像を整理することでも、ストレージ容量自体に余裕を持たせることも可能です。ストレージ容量を確保する方法を、それぞれ画像付きで解説します。

Safariのキャッシュを削除する方法

SafariではWebサイトの履歴やサイトデータが保存されますが、これはストレージ「その他」のサイズが大きくなる主要原因です。下記の手順でSafariのキャッシュを削除し、ストレージ容量を確保しましょう。

iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【1】①「設定」から「一般」へ進み、②「iPhoneストレージ」をタップして画面をスクロールし、「Safari」アプリをタップします、『オトナライフ』より引用)
iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【2】①「Webサイトデータ」を選択し、②「全Webサイトデータを削除」をタップすると、Safariのキャッシュを削除できます。筆者の場合は300MBほどストレージ容量を確保できました、『オトナライフ』より引用)

なおChromeを使用している場合は、Chromeアプリを開いて画面下部の「・・・」アイコンをタップします。「履歴」を選択して→「閲覧履歴データを削除」をタップするとキャッシュを削除可能です。

LINEのキャッシュを削除する方法

LINEアプリにはトーク関連のキャッシュが保存されます。LINEの使用頻度が高いほどキャッシュも増えるので、下記の手順でキャッシュを削除してみましょう。

iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【1】①LINEアプリのホーム画面で、右上の「設定」アイコンをタップし、②「トーク」を選択します、『オトナライフ』より引用)
iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【2】①「データの削除」を選択して、②「キャッシュデータ」のみチェックします。③「選択したデータを削除」をタップすると、LINEのキャッシュを削除可能。筆者の場合は130MB近くストレージ容量を確保できました、『オトナライフ』より引用)

不要なメール/SMSを削除する方法

iPhone標準搭載の「メッセージ」アプリは、LINEなどが主流となった現在ではほとんど使わないでしょう。しかしメルマガや迷惑メールなどが容量を圧迫することがあります。

iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=筆者の場合はメッセージアプリの使用量はわずかでした。サイズが大きい場合はメッセージアプリを開き、余分なメッセージを長押しして「削除」をタップすると削除できます、『オトナライフ』より引用)

不要なアプリを削除する方法

使用頻度が低いアプリを削除すると、キャッシュやログなども削除されるのでストレージ容量を確保できます。

iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=削除したいアプリのアイコンを長押しして、「Appを削除」をタップすると削除完了です、『オトナライフ』より引用)

過去の写真/画像を圧縮する方法

過去の写真/画像はGoogleフォトやDropboxなどにできるだけ移すか、削除するとストレージ容量を確保可能です。一方で端末内で画像を保存したい場合は、サイズを圧縮するとストレージ使用量が大幅に減らせます。

圧縮するときは「画像圧縮」がおすすめです。下記の手順で写真や画像を一括圧縮しましょう。

iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【1】「画像圧縮」を開くと「写真」へのアクセス許可が表示されるので、「すべての写真へのアクセスを許可」をタップします。①圧縮したい写真や画像を選んで「完了」をタップし、②圧縮率や画像サイズを選択します。基本的にはデフォルト設定で問題ありません、『オトナライフ』より引用)
iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【2】①画面右下の「圧縮画像一覧」をタップすると、②圧縮前後のサイズを確認可能。筆者の場合は10分の1以下に圧縮できました。③「圧縮設定」をタップして先ほどの画面に戻り、「保存する」をタップすると圧縮完了。④新たに「画像圧縮アッシュ」アルバムが生成され、そこに圧縮済みファイルが保存されています、『オトナライフ』より引用)

「非使用のAppを取り除く」を有効にする方法

「非使用のAppを取り除く」を有効にすると、アプリのキャッシュやデータをiPhoneに残したまま、サイズが大きいアプリを自動的に削除してくれます。ストレージ容量を大量に確保できる可能性があるので、下記の手順を試してみましょう。

iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【1】①「設定」から「一般」へ進み、「iPhoneストレージ」をタップします。②「非使用のAppを取り除く」の「有効にする」をタップして設定完了です、『オトナライフ』より引用)
iPhoneストレージ「その他」が多い際の対処法|データを削除/減らして容量を確保する手順
(画像=【2】なお手動でアプリを取り除きたい場合は、①「iPhoneストレージ」からサイズの大きな非使用アプリを選択し、②「Appを取り除く」をタップします。ただしその下の「Appを削除」をタップすると、アプリのデータもすべて削除されるので要注意、『オトナライフ』より引用)

なお自動・手動で取り除いたアプリは、再インストールすれば以前のデータを使って利用できるようになります。