A.小さなインダイアルに装備されていることが多い(なかにはない場合もある)

計器然とした表情が男心をくすぐる“クロノグラフウオッチ”は、現在の時刻がわかるだけでなく経過時間などの計測が可能な時計だ。

実はクロノグラフウオッチの時分針とともにセンター軸に装備されている秒針はあくまでもストップウオッチ機能で計測をするクロノグラフ秒針と呼ばれるもので、スタートボタンを押すことで動きはじめる。そのため常に運針する通常の秒針ではない。

ではどこに秒針があるのか。

Q40.クロノグラフウオッチの秒針はどこにあるか知っている?
(画像=『Watch LIFE NEWS』より 引用)

この写真の場合、6時位置に配されているインダイアルが秒針となる

多くの場合、文字盤内に配置された小さな文字盤(インダイアル)に独立して配置されている。秒針をこのインダイアルで表すことを“スモールセコンド”と言う。

なおクロノグラフウオッチの場合、インダイアルが三つある3カウンター(写真)の場合はスモールセコンドと30分積算計、そして12時間積算計。インダイアルが二つある2カウンターの場合はスモールセコンドと30分積算計が装備されるのが一般的だ。

なかには60分積算計、24時間計といった種類もあるがそれほど多くはない。

文◎松本由紀(編集部)

提供元・Watch LIFE NEWS

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