しまむらの売場拡大で、生活雑貨を拡充
―「しまむら」について、取扱いカテゴリーも増えているようですが、店舗規模は拡大するのでしょうか。
鈴木 22年度上期には、1200~1300㎡のフォーマットの新店をオープンする予定です。拡大するカテゴリーは、「巣ごもり生活」でニーズの高まっている生活雑貨です。スリッパやクッションといったインテリア用品のほか、ヨガマットのようなウェルネスグッズ、化粧品などを拡充するつもりです。生活雑貨は、アニメキャラクターとのコラボレーション商品などで、差別化も図っていきます。
―新業態の開発にも積極的に取り組まれていますが、現在進行中のプランがあれば、ご紹介いただけますでしょうか。
鈴木 「ディバロ」というシューズ業態を約20年前から展開しているのですが、なかなか成長できませんでした。そこで、ディバロをバージョンアップさせ、シューズとファッションを融合させた新しい業態として、リスタートさせることにしました。22年11月に、1000㎡規模の第1号店を新設する予定です。ご期待ください。

(画像=鈴木誠社長,『DCSオンライン』より 引用)
提供元・DCSオンライン
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