サロマ湖は北海道最大の湖です。北見市、佐呂間町、湧別町の3つの市町にまたがり、周囲約90キロメートル、面積は152平方キロメートルの大きさです。オホーツク海と繋がっており、海水が入る「汽水湖」としては日本最大だそうです。

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約千年前にできた湖
ワッカ原生花園

約千年前にできた湖

サロマ湖はもともとオホーツク海と繋がる湾でしたが、長い時間をかけて砂が堆積して砂州となり湾を塞いでいき、一部のみがオホーツク海と繋がる汽水湖になりました。このような湖になったのは約千年前と言われています。

日本最大の汽水湖 サロマ湖
(画像=『北海道そらマガジン』より 引用)

ワッカ原生花園

サロマ湖周辺は大変自然豊かな場所です。ワッカ原生花園は日本最大級の原生花園で、オホーツク海とサロマ湖を分ける砂州の中にあります。300種を超える花が群生し、5月から9月頃にかけてハマナスやエゾスカシユリ、ムシャリンドウなどが咲き乱れます。

ワッカ原生花園の入口にはサロマ湖ワッカネイチャーセンターがあり、花の開花情報などがチェックできます。自転車の貸し出しも行っているので、車では行けない原生花園をサイクリングしながら散策することができます。

日本最大の汽水湖 サロマ湖
(画像=『北海道そらマガジン』より 引用)