尾長グロも顔出し
同じ要領で40cm前後のクチブトが連打。尾長グロにはタナが少し深いと思い、再び浅ダナに戻した時だった。ウキが勢いよく沈むと同時にサオに乗った。小気味いい引きを味わいながら、顔を見せたのは40cmほどの本命だ。さらに35cmほどを3尾追加し、結果に満足したところでイシダイ狙いに切り替えた。

(画像=40cm前後のクチブトが連発した(作図:TSURINEWSライター松田正記)、『TSURINEWS』より引用)
赤貝をエサにサオ下8mのタナを探ると、穂先が小さく震える魚信。アタリが徐々に強くなり、ようやく走った。「この春1尾目のイシダイか」。期待を胸にリールをゴリ巻きすると、紫色の魚体が浮上。水面を割ったのは50cm前後の二ザダイだった。
その後はアタリがなく、午前11時に納竿。今回は本命よりもクチブトが勝る釣果となったが、ぜいたくは言えない。次回は良型の尾長グロかイシダイを釣りたい。
当日現在、現地の水温は16.8℃。2週間ほど前は18℃近くあったものの、少し下がっていた。水温が18~19℃になれば尾長グロやイシダイの食いも本格化する。
<松田正記/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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