釣り方とエサ
アベレージは35~40cmだが、水深が浅いポイントだと一気に沖走りされることもある。大型外道も多いのであまり太いハリスは使いたくないが、この時期は尺半上の可能性も高いのでハリス0.8号以上は使いたい。
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(画像=タックル図(作図:週刊へらニュースAPC・高田恵年)、『TSURINEWS』より引用)
竿は11~21尺。釣り方は底釣りが一般的だが、アタリが多発している時なら宙釣りにすると爆釣できる可能性もある。風流れや通常の流れのほかに、ポンプ稼働による逆流なども発生する。バランスで一日通せることは少なく、流れの強弱によってハリスオモリやドボン釣りを使い分ける。
なお外浪逆浦を介し常陸利根川と直結している鰐川では、下流の潮止め水門が開くと流れが急激に強まる。しかし魚の活性は上向くこともあるので「流れで釣りにならない」などとあきらめず、2~3号のオモリを使ってでもドボンで狙う価値はある。
エサは両グルテンが基本。バラケを打ったからと言って本命の寄りがよくなるとは限らず、むしろ余計な魚が寄ってしまうことのほうが多い。グルテンのタッチは硬め。ウキに動きは出ずとも小さなジャミもいるし流れもあるので、軟らかいタッチは本命が寄りきってからに限って使用しよう。ドボン釣りのタックルとエサ例は別図参照。
この記事は『週刊へらニュース』2022年4月15日号に掲載された記事を再編集したものになります。
文・週刊へらニュースAPC・高田恵年(TSURINEWS編)/提供元・TSURINEWS
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