SKハイニックスと漢陽(ハンヤン)大学が次世代半導体人材育成のための契約学科を開設する。今回の契約締結を受け、漢陽大学は半導体工学科を新設し、SKハイニックスと共に半導体専門人材の養成に乗り出す。韓国メディア「ITBizNews」が報じた。(写真:SKハイニックス)
SKハイニックスは先月、西江(ソガン)大学と次世代半導体人材養成を目標にシステム半導体工学科を新設している。
今回の契約を皮切りに漢陽大学は工科大学内に「半導体工学科」を新設し、今年末に定員40人(随時24人、定時16人)規模で初の新入生を選抜する。学科生らは漢陽大学とSKハイニックスが共同開発したオーダーメイド型教育課程を履修し、半導体専門家として養成される。
選抜された学生たちは学校とSKハイニックスから学費の全額および毎月の学業補助金を受けることになり、卒業後SKハイニックスに就職することになる。SKハイニックスの研究室インターンシッププログラムへの参加が可能で、米国シリコンバレーや海外学会、研究所訪問などの見学機会が提供される。
漢陽大学のキム・ウスン総長は、「SKハイニックスとともに半導体産業に応えられる最高の半導体人材を養成できるよう、学校レベルの支援を惜しまない」と述べた。
SKハイニックスのクァク・ノジョン社長は「先端技術の発展速度が速くなり、半導体産業の全領域で人材需要が急激に増えているだけに、漢陽大学でグローバルの舞台を駆け回る最高の半導体人材が多数輩出されることを期待する」と述べた。
提供元・コリア・エレクトロニクス
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