「サマンサタバサ(Samantha Thavasa)」を手掛けるサマンサタバサジャパンリミテッドは4月14日、2022年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は253億6600万円(前期比12.3%増)、営業利益は27億5500万円の赤字(前年は35億2100万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は41億5200万円の赤字(同100億4900万円の赤字)で6期連続の最終赤字となった。また、同社は同日、代表取締役社長の門田剛氏が退任し、社外取締役の米田幸正氏が新たに代表取締役に就任する人事を発表した。5月26日に開催予定の第28回定時株主総会、取締役会で正式に決定する。門田剛氏は退任後、コナカの顧問に就任する予定だ。米田幸正氏は1976年に伊藤忠商事に入社し、その後スギホールディングス、スギ薬局、エステーの社長を歴任、サマンサタバサジャパンリミテッドの社外取締役には2021年5月に就任した。サマンサタバサジャパンリミテッドは同日、2023年2月期の連結業績予想を発表した。売上高は307億1800万円(前期比21.1%増)、営業利益は3億6000万円(前年は27億5500万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億円(同41億5200万円の赤字)とした。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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