目次
できるだけ高く売却するためのポイント
 ・ポイント1. 焦りは売値を下げる原因に。余裕を持って売却を!
 ・ポイント2. 信頼できる不動産会社、担当者に依頼する
 ・ポイント3. 先を見据えて、売却時期を検討する
まとめ

できるだけ高く売却するためのポイント

売主が「少しでも高い価格でマンションを売りたい」と考えるのは当然のこと。最後に、相場よりもマンションをできるだけ高く売却するためのポイントを解説します。満足のいく不動産取引のためにしっかり準備しておきましょう。

ポイント1. 焦りは売値を下げる原因に。余裕を持って売却を!

「できるだけ早く売りたい」と、マンション売却を焦りすぎるのはNGです。時間に余裕のない状況では、どうしても販売価格を下げざるをえません。数カ月待てば標準的な価格で販売できるマンションなのに大幅に安く売ってしまうという事態は避けたいものです。海外転勤や相続など急を要する売却でない場合は3~5カ月程度の期間を想定し、余裕を持って取引を進めていきましょう。

ポイント2. 信頼できる不動産会社、担当者に依頼する

売却時の手続きや査定を依頼する不動産会社選びは、マンション売却時の重要なポイントとなります。ネームバリューや知人の紹介などで安易に選ぶのではなく、複数社に相談したうえで最適な企業を選ぶようにしましょう。

また、マンション売却時には綿密な打ち合わせが不可欠です。売主と担当者の相性が悪い場合、スムーズに手続きを進められないことも多いので要注意です。相談しやすく、豊富な知識をもった担当者に依頼するようにしてください。

ポイント3. 先を見据えて、売却時期を検討する

近年、購入したマンションを“終の棲家”ではなく流動資産として捉え、住み替えを行う人も増加しています。マンションを売却する理由にもよりますが、より高く売却したいと考えるならば、市場の傾向を把握しておくことは納得のいく売却をする上で大切な要素の一つになります。

東京カンテイのデータをみると、2019年までの10年間では首都圏、近畿圏、中部圏の中古マンションの価格は上昇を続けています。

マンション売却価格の相場の調べ方。売値はどう決まる?
(画像=引用: 三大都市圏・主要都市別/中古マンション70m2価格年代別推移(19年・年間版)、『RENOSYマガジン』より引用)

なお市場トレンドのほかに、税制の優遇措置が受けられるタイミングで検討する場合もありますし「築浅のうちに売却したい」「15年に1度の割合で発生する大規模修繕工事のあとに修繕積立金の値上げがあるので、それよりも前に売却したい」といった築年数を意識した売却もあります。管理が行き届いている人気エリアのマンションであれば、築年数が30年を超えていても高値で売却できる例もあります。

価格設定・売却時期・買主側へのプロモーションなど、適切な条件が揃っていれば満足のいく取引ができます。マンション売却を考えたときは、信頼できるプロと相談しながら手続きを進めていきましょう。

まとめ

適正な売値設定は、スムーズにマンションを売却するうえで重要なポイントです。プロに相談する前に、本記事でご紹介したサイトを使って類似物件の販売価格や近隣の相場を確認するのは、不動産会社から提示される価格に対しても適正かどうかを判断する手助けになります。

※本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。(株)GA technologiesにおいては、何ら責任を負うものではありません。

提供元・RENOSYマガジン

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