キャンプでは家にいる時よりも虫の種類も多く、虫刺されに注意が必要です。刺されると腫れやかゆみ・痛みをひきおこすだけでなく、怖いアレルギー症状が出る場合があるのでいそうな場所や服装など対策は効果的です。今回はキャンプで気をつけたい虫の対処法をご紹介いたします。

目次
アウトドアでは注意することがたくさん
アウトドアで注意する種類と症状

アウトドアでは注意することがたくさん

キャンプの虫刺されに注意

春〜夏キャンプは虫刺されに要注意!注意したい虫の種類や対処法を徹底ガイド!
(画像=出典:photo-ac.com/『暮らし〜の』より引用)

家にいる場合でも虫刺されは痒みや痛みを感じる、不快なトラブルのひとつです。それがアウトドアになると、虫の数や種類もたくさん増えます刺されやすくなります。

特に皮膚がやわらかく掻きむしりで他の症状に発展してしまうお子さんや、皮膚アレルギーのある方は、屋外では十分に虫に気をつけてください。そうでない方も快適なキャンプを過ごすには、刺す虫に対する知識と対策法を知っておくといろいろと役に立ちます。

アウトドアで気をつける虫の種類と対処法をご紹介

今回はアウトドアより家で注意したいダニやノミは除き、キャンプで気をつけたい刺す虫の種類や症状・対策法を解説いたします。キャンプでできる虫刺されの効果的な対処や予防策を事前にチェックすれば、必要なものを準備しておけます。キャンプ場での虫刺されが気になる方は、ぜひお役立てください。

アウトドアで注意する種類と症状

屋外には刺されると腫れやかやみ・痛みを起こす虫はたくさんいます。虫の種類によって、いやすい場所や気をつけたい時期があります。屋外で活動する時に気をつける虫の特徴と刺された時の症状をご覧ください。

春〜夏キャンプは虫刺されに要注意!注意したい虫の種類や対処法を徹底ガイド!
(画像=出典:photo-ac.com/『暮らし〜の』より引用)

蚊は羽根を持つ10-15mm程度の吸血動物です。人の血を吸う時に挿入する蚊の唾液により、患部に腫れやかゆみをひきおこします。人里だけでなく山や海などの屋外にもいて、どこでも注意したい虫です。

ブヨ

ブヨの正しい名称はブユです。関東ではブヨ・関西ではブトと呼ばれる地域もあります。小さめなハエに似た姿をしていて、主に山や高原に生息する昆虫です。刺されるとしばらくは腫れるだけですが徐々にかゆみが出てくるのが、ブヨに刺された時の特徴となります。

アブ

春〜夏キャンプは虫刺されに要注意!注意したい虫の種類や対処法を徹底ガイド!
(画像=Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)、『暮らし〜の』より引用)

アブはハエの仲間の昆虫で姿も似ています。人や家畜の血を吸う吸血昆虫で、刺された患部に痛みや痒みが出るのが特徴です。蚊は刺されたことがわからない場合も多いですが、アブの場合は刺された時に痛みを感じます。

クモ

日本には命の危険まである噛むクモはいないと考えられていました。しかし民家に近い場所でも致死性の高いセアカコケグモの活動が発見されてから、注意が必要な虫になっています。

クモは主に草むらに生息しているので、足首を露出した姿で草むらにむやみに入るのは危険です。

ムカデ

春〜夏キャンプは虫刺されに要注意!注意したい虫の種類や対処法を徹底ガイド!
(画像=Photo byGLady、『暮らし〜の』より引用)

ムカデは石の下でよく見かけます。刺されると激痛が走り、ひどいとしびれや意識喪失などの症状も出るため危険な昆虫として注意が必要です。子供さんにも、見かけたら触れずに離れるよう注意を促してください。

ハチ

蜂は秋に活発に活動する虫です。近づくと攻撃してくるので蜂の巣や蜂を見つけたら近づかないのが一番の対策法となります。刺されると腫れと痛みを感じますが、それよりも複数回刺された時のアレルギー反応の方が怖い虫です。

毛虫

春〜夏キャンプは虫刺されに要注意!注意したい虫の種類や対処法を徹底ガイド!
(画像=Photo by norio_nomura『暮らし〜の』より引用)

柑橘系などの木の葉をだべるため、山にみかんの木があったら注意してください。刺されると複数の赤い斑点が出て痛み・痒みを感じます。掻きむしると、じんま疹のように赤い斑点が広がるので注意が必要です。