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日産ザウルスと合体したセンターシートのレーシングセルボもあった
なんとコンバーチブルも!
日産ザウルスと合体したセンターシートのレーシングセルボもあった
日本で軽自動車ベースのカスタムカーを作りまくり、富士スピードウェイやマレーシアのセパンサーキットで世界最大の軽自動車耐久レース「K4GP」の主催としても有名な静岡県のマッドハウスが作ったマシンも。
自動車雑誌などでは「フロンテクーペ」と紹介される事もありますが、実際には画像の初代セルボをベースにフロンテクーペのルーフを載せ、ワンオフのフロントウィンドウを組み合わせたセルボ改フロンテクーペです。
しかも、シャシーなど中身はフロンテクーペでもセルボでもなく日産ザウルスというレーシングカーを使っており、当然センターレイアウトのシングルシーター。エンジンは2サイクル3気筒エンジン(360ccか550ccか失念)に始まり1000ccのK10Aターボに載せ換え、その後K4GPのレギュレーションに合わせて660cc3気筒のF6Aターボを搭載していました。
今でもK4GPに参戦しているかは不明ですが現存しており、イベントなどで姿を見ることができます。
なんとコンバーチブルも!
こちらは「切った貼った」というより「切りっぱなし」の「SC100コンバーチブル」です。昔の初代ホンダ・シティのコンバーチブル同様、Bピラーをおそらくは補強した上で残しているので転倒しても安心そうですが、Aピラーはそのまま倒れてきそうでちょっと怖い気も。
しかし、リアには本格的な幌も載っていますし、ライムグリーンのカラーも見栄えが良いので、ほどほどに晴れた日に日射病に気をつけながらこれで流すと、何か心地よさそうですね。 アルミホイールのセンターにあるスズキの「S」マークもしっかりライムグリーンで塗られているところなど、細かいところにもコダワリがあって好感のもてるカスタムカーです。
日本だとフロンテ・クーペの陰に隠れて地味な印象の初代セルボですが、こうして見ると海外版の「SC100」や「whizzkid」のカスタムカーなど、日本ではなかなか見られない愛され方をしていているのが面白いですね!
提供元・CarMe
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