「中国の姿勢に問題」韓国メディアが痛烈批判!E-1選手権での“2軍派遣”が物議
(画像=中国の国旗 写真:Getty Images、『Football Tribe Japan』より 引用)

 中国サッカー協会(CFA)は今年7月開催予定のEAFF E-1サッカー選手権の開催地が中国から日本に変更されたことをうけて、A代表ではなくU23代表チームのメンバーを日本に派遣することを公式発表している。これに対して、韓国メディアから中国側の対応を批判した。

 東アジアサッカー連盟(EAFF)主催の国際大会であるE-1サッカー選手権は男子が2003年、女子が2005年から東アジアサッカー選手権という大会名称のもと始まり、2、3年おきに開催。2017年の第7回大会から「EAFF E-1サッカー選手権」へと名称が変更されている。

 そのE-1サッカー選手権の開催地は日本、韓国、中国の3か国による持ち回り制となっており、今大会は中国開催で予め決まっていた。しかし、中国政府がゼロコロナ政策を推進し、入国規制を強化していることから日本へと開催地が変更に。これに伴いCFAはU23代表チームの派遣を公式発表している。

 韓国メディア『Sportal Korea』はこのCFAの決定に対して「問題は中国の姿勢である」と批判。中国とアジアサッカー界の関係について「最近、中国サッカーはアジアサッカー連盟(AFC)に嫌われている。今季ACLに参加している中国クラブは、自国リーグに専念するためにセカンドチームを送り出し、物議を醸している」と説明。広州FCと山東泰山が10代後半から20代前半と若手主体のメンバー構成のもとACLに参戦し、各方面から批判を受けている現状を紹介している。

 そして「ACL、東アジアカップが終わると、中国サッカーに対する反発が強まることが予想される」と言及。ACLやE-1サッカー選手権の対応により、中国がアジアサッカー界で孤立を深める可能性があると警告した。

提供元・Football Tribe Japan

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