気になったツイートをスクショして、手元に残しておきたいと思ったことはないだろうか?Twitterでは、ちょっとしたお役立ち情報や、ラーメン屋の今日のランチメニューなど、得られる情報はかなり多い。

そんな中、だれかさんねっと@darekasan_netさんが投稿した「気に入ったツイートを即座に印刷できる端末」というツイートが話題になっている。実際に印刷する動画が投稿されたこのツイートには、なんと12万件を超える「いいね」が集まった。

今回は、このツイートで取り上げられた印刷方法の解説と、リプライに寄せられた意見をまとめて、皆さんにご紹介しようと思う。

ツイートを印刷する方法とは?

スクショして画像保存し、プリンターにWi-Fi接続して……今回取り上げられた方法では、そんな面倒な手間は一切必要ない。ある端末にツイートを表示したら、アプリを起動して印刷ボタンを押すだけ。投稿された動画では、実に20秒という短時間の内に印刷が完了しているのだ。

このツイートで紹介されている端末は、SUNMI(サンミ)製のハンディターミナルで、「NWR-SUNMI-V1S_V1S-STAND」というモデルらしい。パッと見た感じでは、スマホに接続して使うモバイルプリンターのようにも見えるが、「Android搭載の、プリンター付きタブレット端末」だそうだ。プリントには感熱紙を使う。みなさんおなじみの「レシート用紙」である。そのため色は白黒のみだが、このシンプルさがいい! と、評判になっている。

使い方はアイデア次第!

本来はハンディターミナルとして作られた端末だが、OSとしてAndroidが搭載されているため、いろいろな使い方が可能である。リプライを見ると、「メモ帳として欲しい……」「書くよりはやいしキレイ」「他人に複製して渡せる」など、簡易的なメモとして使いたいという意見が多かった。人と情報をシェアする場合、アナログで出力するメリットは大きい。

「Twitterは料理レシピの宝庫だから、この端末を利用してオリジナルの料理レシピを作りたい」という意見もあった。何も印刷までしなくても、と思う人もいるだろうが、この種のメモは手元にあってこそ便利なのだ。

このようなさまざまな使い方のアイデアに触発されたのか、「即買いした」「ポチりました」という購入報告も相次いだ。

アナログだからこそ魅力的!

「デジタルでアナログ」というのが絶妙に魅力的なこの端末。「モノクロなのが逆にいい感じ」「ローテク感がかわいい!」というリプライも交わされた。

「昔ポケットプリンターってやつあったな」という類のリプライも散見された。なぜか既視感があるなと思っていたら、四半世紀ほど前に発売された、GAMEBOY用のプリンターに似ていたのだ。ノスタルジックな気持ちすら呼び起こされる絶妙なアナログ感が、アラフォー世代にはたまらないのかもしれない。

Amazonや楽天で端末の販売ページを確認すると、なんとたったの9,000円で売られていた。この価格もバズった理由の一つで「日本製なら20万くらいしそう」という意見もあった。

リプライの中には製造元のSUNMIの公式アカウントからのコメントもあり、「まさかこのようなご利用方法とはw」と驚きを隠しきれないご様子。中の人の登場に「色付きとか出来たら最高すぎん!?」など、さらなる進化を期待する意見も盛り上がった。

基本的に企業向けの商品なのだと思うが、個人でも無限の楽しみ方ができるこの端末。気になる方はぜひ一度チェックしてみてほしい。

※サムネイル画像(Image:「だれかさんねっと(@darekasan_net)さん」提供)

文・花澤瑠衣/提供元・オトナライフ

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