2018年に立ち上がったばかりのスイス独立系ブランド、“NORQAIN(ノルケイン)”。
 20年にはムーヴメント製造ファクトリー、ケニッシ社と共同で製造したマニュファクチュールキャリバーを発表するなど、年々存在感を高めている。

 ブランドは“アドベンチャー”、“フリーダム”、“インディペンデンス”の三つのコレクションを軸に時計を展開。
 今回はフリーダムコレクションから新作が投入された。

 新作の“フリーダム 60 クロノグラフ 40mm”は文字盤カラーがロイヤルブルー、アンスラサイトグレーの2色で展開。
 さらにベルトはスチールブレス、パーロンラバーベルト、ノータイドベルト、アルカンターラベルトの4種類あるため、計8型から選べる。

 最大の魅力は、ベストセラーモデルであるフリーダム 60 クロノグラフのデザインそのままに、ケース径43mmから40mmへの小型化に成功したことだ。
 加えてホワイトのサブダイアルとメリハリをつけるべく、文字盤全体にサンバースト仕上げが施された。  しかもこの文字盤は2枚のディスクを重ね合わせた2層構造を採用。奥行き感を生み出し、これまでのフリーダム 60コレクションに存在しなかった、新たな存在感を放ってくれる。

 なおドーム型サファイアクリスタル、オールドラジウムのようなスーパーミネルバを施したインデックス・針など、60年代スイス時計のデザイン要素を再現した意匠はそのままだ。

【40mmの小型化に成功した最新クロノ】ベルトに再生素材を使った、サステナブルな“ノルケイン”ウオッチ
(画像=写真はノータイドベルト、『Watch LIFE NEWS』より引用)

 既存のスチールブレス、パーロンラバーベルトに加え、新たにベルトが2種類登場したのも見逃せない。

 ノータイドベルトは海洋プラスチックを原料にしたリネン素材。スイス、バーゼルに本社を置くtide oceanSAとパートナーシップを結び、共同開発に成功した素材だ。
 もうひとつのアルカンターラベルトは、食品産業から回収されたリンゴの皮と芯から製造。残った果肉をパウダー状にし、顔料とバインダーを混ぜ合わせたあと乾燥させ、PETA公認のレザーライクな素材に仕上げている。アップサイクルベルトでありながら高級スエードに似た質感を備えているのが特徴である。

NORQAIN(ノルケイン)
フリーダム 60 クロノグラフ 40mm

【40mmの小型化に成功した最新クロノ】ベルトに再生素材を使った、サステナブルな“ノルケイン”ウオッチ
(画像=(左)Ref.N2201S22C/A221。(右)Ref.N2201S22C/T221。ともにSS(40mm径)。100m防水。自動巻き(Cal.NN18)。スチールブレス仕様各56万6500円、パーロンラバーベルト仕様各55万5500円、ノータイドベルト仕様各53万3500円、アルカンターラベルト仕様各53万3500円、『Watch LIFE NEWS』より引用)

【問い合わせ先】
ノルケイン ジャパン
TEL.03-6864-3876

提供元・Watch LIFE NEWS

【関連記事】
【第4回-セイコー(プレザージュ&セイコー 5スポーツ)】3大国産時計の売れ筋モデルを調査、本当に売れた時計BEST3
【1位〜5位まで一挙に紹介します】“タイムギア”読者が選んだ、欲しい腕時計ランキングTOP10-後編
進化したエル・プリメロを搭載したゼニスの意欲作、“クロノマスター スポーツ”が登場
菊地の【ロレックス】通信 No.078|小振りで着けやすいベーシックな旧エアキング
アンティークの無名クロノグラフって知ってますか?