「まだ持っていない人」に持ってもらうのは至難の業か

マイナンバーカードを発行した理由・発行しない理由がアンケート調査で明らかに【保険マンモス調べ】
(画像=マイナポイント事業で釣ろうとして釣れなかった人たちは、何をしたら発行してくれるのだろうか(「保険マンモス株式会社」調べ)、『オトナライフ』より 引用)

一方、「まだマイナンバーカードを持っていない人」に対して、今後の取得の予定を聞いたところ、「発行したくない」と答えた人が58%と多数派。

その理由としては、「必要性を感じないから」と、そもそもマイナンバーカードを持つメリットを感じていない人や、「個人情報の紐づけがいや」と、情報セキュリティーに懐疑的な人、そして「手続きが面倒そうだから」といった意見が特に多く見られた。

この他にも「一回作っても定期的に更新が必要なので面倒」「最近マイナンバーカードを保険証として使って医療を受けると、負担しなければならないお金があるという報道もあり、メリットがほぼ見つけられない」というコメントが寄せられた。

しかし今後、用途が増えるなど利便性が上がるのであれば、発行してもよいと思う人は増えるのかも。

マイナンバーカードを発行するメリットとして、「住民票などがコンビニで発行できる」「確定申告がオンラインでできる」など、便利になったこともある。しかしその一方で、一度紛失してしまった場合には「個人情報の漏えい」のリスクがあるのも事実だ。

また、マイナンバーカードを健康保険証として使えるようになったことで便利になったものの、マイナ保険証の取り組みを促進するために診療報酬を引き上げられたことが原因で、3割負担の人で初診時は21円プラス、再診時は12円プラスとなってしまうのだ。

マイナンバーカードを健康保険証としても利用できるようにしたことで、医療費負担が増えてしまうことになるなんて、本末転倒。これは、国民からの反発も大きかったはずだ。

今後、総務省は相当頑張らないと、まだマイナンバーカードを持っていない人々に取得してもらうのは難しそうだ。

※サムネイル画像は(Image:「保険マンモス株式会社」プレスリリースより引用)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

【関連記事】
ドコモの「ahamo」がユーザー総取り! プラン乗り換え意向調査で見えた驚愕の真実
【Amazon】注文した商品が届かないときの対処法を解説!
COSTCO(コストコ)の会員はどれが一番お得? 種類によっては損する可能性も
コンビニで自動車税のキャッシュレス払い(クレカ・QRコード決済)はどの方法が一番お得?
PayPay(ペイペイ)に微妙に余っている残高を使い切るにはどうすればいいの!?