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■「ファースト下駄」は歩きやすさを追求!
■履き心地だけじゃない。細部にまで職人技が光るこだわりの逸品
応援購入サービスのMakuakeで、創業72年の老舗下駄メーカー「株式会社わとみ」が、伝統技術と現代技術を結集させた、純国産下駄の限定販売をスタートした。
3月30日に開始して以降、わずか数日で目標を達成。4月5日時点では、すでに目標比700%超えという人気プロジェクトだ。下駄でコーデを考えて、和モダンな男になってみよう。
■「ファースト下駄」は歩きやすさを追求!
日本で昔から履かれている男下駄は「二枚歯下駄」と呼ばれ、足を乗せる木板の“台”に、“歯”と呼ばれる突起物を、2枚取り付けた形状をしている。ただ、二枚歯下駄は「歩きにくい」「足が痛くなりやすい」という意見も多く、普段履きするには少々ハードルが高い印象。
そういった悩みを解決するべく、今回、株式会社わとみが企画したのが、履き心地の良さを追求した「ファースト下駄」だ。二枚歯下駄とは違って歯がなく、台の部分に緩やかなカーブを描いた、フラットな構造が特徴。これなら、下駄に慣れていなくても楽に履けそう。
サイズ展開は、L(25.0~27.0cm)とLL(26.5~28.5cm)の2種類。柄は、麻の葉、波柄、小紋の3つから選べる。ちなみに、下駄は指と踵を出して履くのが「粋」とされているため、スタイリッシュに履きこなすなら、ジャストサイズ選ぶのが鉄則だ!
■履き心地だけじゃない。細部にまで職人技が光るこだわりの逸品
下駄って、木で作られていて重量感がある。でも、この男下駄には「桐」が採用されているので、かなり軽い。鼻緒は、熟練の職人が、1足1足手作業で取り付けているというこだわりっぷり。ハリがありながらも、クッション性のある仕上がりになっている。長時間履いても、足指の付け根に痛みを感じにくいのは嬉しい。
また、「素足で下駄を履くと足裏がベタつきそう……」と思うかもしれないが、ご安心を。ニスなどが塗らずに表面に艶を出す「焼磨き(やきみがき)」という伝統技法を用いているから、吸水性もバッチリ。
ちなみに、和装履物はほかの靴と違って、基本的に左右の区別がない。毎日左右を入れ替えて履けば、片減りを防ぐことができて、下駄が長持ちする。重心が傾いたり、姿勢のバランスが崩れたりするのを予防できるのも、サンダルとは違う、下駄の魅力のひとつだ。